【C11 123】早春のSL大樹【ヒメマスHM】東武鉄道鬼怒川線 JNR Class C11 Nikon Z6III試写
令和7年3月15日に撮影した早春の東武鬼怒川線を走る蒸気機関車C11 123が牽引する東武鉄道SL大樹の4K60p動画を公開したので紹介します。
また、今回はNikon Zfに加え、Nikon Z6IIIサイレントシャッター試写を兼ねて使用しています。
動画のサムネイルは、砥川橋梁を渡るC11 123牽引SL大樹6号です。

C11 123牽引SL大樹6号 posted by (C)jun Nikon Z6III Z24-200mm
動画同時撮影のためにNikon Z6IIIのサイレントシャッターを使用し撮影をしました。
曇天でNikon Z8なら高感度ノイズが気になる条件ですが、オート設定でISO3200まで上がっていますが、Nikon Z6IIIだとほとんど高感度ノイズは気になりませんでした。
それでは、撮影順に説明します。

C11 123牽引SL大樹1号 posted by (C)jun Nikon Z6III Z24-200mm
当日は曇天で、小佐越カーブは低速でやってくる区間なのでシャッター速度を1/640秒まで落としましたが、感度はオート設定でISO900になっていました。
また、サイレントシャッターを使用するとH(拡張)秒間20コマで撮りすぎてしまうのHの秒間約15.3コマで撮影しました。
続いて倉ケ崎へ向かいました。
女峰山が見えていたのでサイドから撮影、固定動画をZf、パンをZ6IIIに割り当ててみました。

C11 123牽引SL大樹2号 posted by (C)jun Nikon Z6III Z24-200mm
こちらは動画切り出し画像です。
50mm(換算75mm)から電子手振れ補正を入れて若干クロップした状態です。
サイレントシャッターや動画使用時のセンサーの上下の読み出し速度がZfで約1/20秒、Z6IIIで約1/69秒、Z8で約1/250秒を言われています。
動画でDXクロップするともう少し早くなるはずですが、このようにカメラを横に振ると通常、真っすぐな電柱が斜めに湾曲します。
速度が低いので参考にならないかもしれませんが、パンをしているこの画像でも架線柱も真っすぐに映っていますね。
ここでは、花火の時の画角が気になりいろいろ試してみました。
左右の林の木を入れる感じでフルサイズで28mmで収まる画角でした。
それではZ6IIIの4K60p動画はフルサイズで録れるので試してみたところ、AFエリアの選択が出来ません。
これでは、花火撮影時にカメラを上向きにして架線柱に置きピンしてフルサイズで動画撮影をするのは無理だなと感じました。
こういうところで上位機種と差をつけているのですね。
DX(APS-C)で撮るには18mm(換算27mm)程度になるレンズはFマウントのDX 16-80mmf/2.8-4(18mmならf/2.8)を残していますが、花火は明るいのでf/3.5ならばZ DX 18-140mmf/3.5-6.3、f/4で良いのならばZ14-30mmf/4Sあたりを使うかもしれません。
また駅構内等の狭い場所の動画撮影は重たいZ8を継続使用かな…
この後は、昼食の後に小佐越カーブ下へ移動しました。

C11 123牽引SL大樹5号 posted by (C)jun Nikon Zf Z28-400mm
こちらはNikon Zf 4K60p動画の切り出し画像です。
後ろ向きはNikon Z6IIIを使用しましたが、前後逆のカメラを使えばよかったかも?
最後のSL大樹6号は砥川橋梁へ向かいました。
砥川橋梁の大桑寄りには白梅が咲いていましたが、先着の2人組のおじちゃん(私から見て)がいて、動画撮影時におしゃべりされても嫌なのでいつも通りに砥川橋梁で撮影しました。
こちらの写真は冒頭の写真のとおりです。
SL大樹6号通過後に白梅の位置のおじちゃんたちが居なくなったので、いろいろな角度から電車を撮影してみました。

N100系スペーシアX posted by (C)jun Nikon Zf Z14-30mmf/4S
Nikon Zf 4K60p動画からの切り出し動画です。
青空と白梅なら映えるのでしょうけど、生憎の曇天です。
こちらは14mm(換算21mm)から電子手振れ補正で若干クロップです。
地面すれすれに置いたZ6IIIで梅と先頭部をアップした場合、28mm(換算42mm)で切り取る感じでした。
動画ならワイド端で砥川橋梁を渡る姿を入れて、パンした方が良いかもしれません。
でも、晴れたらおじちゃんたちが集まるから動画は厳しいかな?
その辺は、固定とパンでいろいろ試したものを動画の末尾に入れてみました。
最後に動画です。
【C11 123】早春のSL大樹【ヒメマスHM】東武鉄道鬼怒川線 JNR Class C11 Nikon Z6III試写
令和7年3月15日に撮影した早春の東武鬼怒川線を走る蒸気機関車C11 123が牽引する東武鉄道SL大樹の4K60p動画です。
まもなく見納めの緑ナンバープレートを掲出するC11 123が牽引するSL大樹を中心に鬼怒川線を走る特急列車等も併せて撮影しました。
生憎の曇天でしたが、気温が低い時期限定の蒸機のグレーの煙の走行シーンを見ることが出来ました。
早春の東武鉄道鬼怒川線・日光線を蒸気機関車C11が郷愁の汽笛と力強いドラフト音を響かせ力強く走り抜けます。
通常運行されているスペーシアX、500系リバティの他、20400型ベリーベリーハッピートレイン登場します。
C11 123は自車に保安装置を搭載したことにより、車掌車ヨ8000の連結がなくなりました。
Nikon Zfを主に使用して動画を撮影した他、2台のカメラを使うシーンではNikon Z6IIIを使用しました。 静止画はNikon Z6III(サイレントシャッター)を使用しています。
空想旅行、作業用BGMとしてもご活用ください。
この動画はNikon Zf、Nikon Z6IIIを使用したミラーレス一眼4K60p動画です。
三寒四温と言いますが、少しづつ季節は進んでいます。
今年の春は2週間ほど開花が遅れている気がしますが…

































































