鉄道模型(Nゲージ)

2020年6月21日 (日)

KATO C56小海線入線

新型コロナウイルス感染拡大防止のための県外移動自粛が解除されましたが、以前から欲しかったKATO C56小海線が我が家に入線しました。

GW前に県内で平日限定営業になっていた某模型チェーン店で品定めしていたC56小海線が売り切れになったので、久しぶりに江戸川を越えて下町の模型店で購入しました。

我が家からは京葉道路花輪IC~篠崎~首都高7号線~小松川JCT~首都高C2~四ツ木ランプ経由で約45分でした。

(我が家から京成沿線は少し出にくいのと3密を避けるためです。)

以前、KATO C62東海形やEF58 61を購入した模型店で定価の20%OFFというのもありがたいです。

KATO C56小海線
KATO C56小海線 posted by (C)jun Nikon Z6 Z24-70mmf/4S

ナンバープレートは清里駅前に静態保存されているC56 149を選択しました。

中込所属機で小海線で活躍した4両のC56 144,149,150,159のナンバープレートが付属しています。

静態保存されているC56 149は清里で修復後の姿を撮影したはずですが、残念ながら今回は写真が見つかりませんでした。

この製品そのものにはスノウプラウはついていませんが、ASSYパーツC12 スノープロウをKATOの通販で取り寄せて取り付けました。

このパーツは4個入りで同社のC11にも取り付け可能です。

前面のダミーカプラーと排障器を外して排障器の代わりにスノウプラウを取付けダミーカプラーを元に戻せば完成です。

実車が付けているスノウプラウとは少し形が違いますね。

炭水車には付属のCSナックルカプラーを取付けました。

スノウプラウを取付けると前面がダミーカプラー固定になるのでバック運転・重連用にもう一台C56が欲しくなってしまいます。

さてC56小海線で再現したいのは昭和46年ころまで運転されていた小海線(中込機関区)のC56が牽引する臨時列車八ヶ岳高原号です。

当時、中込のC56は小海線で1日2往復の貨物列車の定期仕業(うち2本は夜間運転)を持っていましたが、旅客仕業は臨時列車だけだったそうです。

GW以降の夏山シーズンの週末に運転された臨時列車で、新宿を午前1時に発車する野辺山行き八ヶ岳高原号は岡谷行きの霧ケ峰高原号と併給し中央本線を西へ進み小淵沢で分割されます。

小淵沢で分割された3両の旧型客車はC56の牽引となり33/1000の勾配を登り終着駅野辺山駅を目指します。

当時は国鉄標高最高地点付近の八ヶ岳バックの鉄橋が有名撮影地で多くの作品が残されています。

この他に上野発小諸経由小海行き臨時急行こうみ号(旧型客車3両)や定期の貨物列車に客車を連結した臨時列車などがあったそうです。

昭和47年ディーゼル機関車DD16の登場で臨時列車八ヶ岳高原号はDD16牽引臨時急行八ヶ岳51号となりC56の使命は終わりました。

昭和48年に小海線で2か月間復活運転したC56 94は飯山線で活躍した機関車でした。

私が撮影した小海線というと小淵沢の甲斐駒ヶ岳バックのオメガカーブでしょうか?

一応、DD16牽引の客車列車を撮影しています。

DD16 302牽引オハフ50眺望車
DD16 302牽引オハフ50眺望車 posted by (C)jun

こちらは五能線ノスタルジックビュートレインのオハフ50眺望車が列車のDC化(リゾートしらかみ)となり高崎へ転属して来た頃のものです。

眺望車は五能線・上越線・小海線で乗車することが出来ました。

臨客に乗った帰り道の撮影で夏山シーズンの夕方なので空が霞んでいますが、この雄大なロケーションを走るC56を見てみたかったです。

小海線C56現役末期に私は生まれてはいましたが、幼児のころのお話ですので詳しい記事を紹介します。

編集長敬白アーカイブ

http://rail.hobidas.com/blog/natori09/sp/archives/2007/05/post_527.html

KATOの製品紹介

http://www.katomodels.com/product/n/c56

KATOのC56製品紹介サイトではスハフ42、スハ43などとなっていますが、画像検索するとナハ10系やオハ46、オハ47の姿も見られます。

青い旧型客車3両とC56の編成も良いですが、ワフやツムを連結した高原の貨物列車や混合列車再現も良いですね。

 

 

 

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2020年6月 8日 (月)

KATO EF58上越形ブルーEF58 89仕様へ

先月、我が家に入線したEF58上越形ブルー、付属のナンバープレートEF58 89を取付けASSYパーツで小改造してきましたが、スノウプラウ無しの先台車が手に入りましたので紹介します。

KATO EF58上越形ブルーEF58 89仕様へ
KATO EF58上越形ブルーEF58 89仕様へ posted by (C)jun

ビフォーアフターでいうとアフターの姿です。

元の姿(ビフォー)はこんな感じです。

片側のみマグネティックナックルカプラー長に交換しています。

短だと客車側のJ型ピンがスノウプラウに干渉するためです。

KATO EF58上越形ブルー
KATO EF58上越形ブルー posted by (C)jun

再現したいのは10系寝台+12系客車急行津軽を牽引する宇都宮時代のEF58 89です。

EF58 89牽引旧型客車+12系急行津軽4号
EF58 89牽引旧型客車+12系急行津軽4号 posted by (C)jun

まず汽笛カバーが実車にはないのでASSYのEF200ホイッスルと交換しました。

客車はKATO急行津軽基本セットを入手、A寝台車オロネ10の後ろは12系客車が欲しいところです。

KATO EF58 61とEF58上越形ブルー
KATO EF58 61とEF58上越形ブルー posted by (C)jun

スノウプラウが付いていると東京機関区のEF58 88みたいですね。

EF58 88はSG車ですが…

スハフ12 100前期型国鉄仕様
スハフ12 100前期型国鉄仕様 posted by (C)jun

急行津軽編成青森寄りの普通車はKATO12系急行型客車国鉄仕様6輌セットを用意しました。

KATO12系JR東日本仕様などの後期型にするとJRマーク付きで使える列車が限られるのであえて前期仕様にしましたが、大ミハ標記となっていました。

これなら呉線でC59やC62が牽引した臨時急行音戸51号にも使えます。

さてASSYのスノウプラウ無し先台車が欲しいと思っていたところ、EF58青大将が発売されEF58 150宮原運転所先台車が手に入りました。

EF58 89は宮原時代に青大将色となり、東海道本線全線電化完成後の上りつばめ号1番列車を牽引した経歴があります。

KATO EF58上越形ブルーEF58 89仕様へ
KATO EF58上越形ブルーEF58 89仕様へ posted by (C)jun

こだわる人はデフロスタ無しの運転席窓まで交換しているみたいですが、私的には十分EF58 89仕様となりました。

KATO EF58上越形 茶(庇付き茶)[3020-3]があれば民営化以降のEF58 89の雄姿が再現できそうです。

EF58 89仕様の小改造にこだわっているうちに某模型店で見つけたC56小海線が売り切れてしまいました。

欲しいものは先に手を打っておかないといけないようです。

今欲しいのはC56小海線、D51標準型(長工式集煙装置付き)またはD51 498、DD51 842など…

物欲が湧いてキリがないので何処かで歯止めが必要みたいです。

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2020年5月25日 (月)

KATO クモハ12 50鶴見線(クモハ12052)

我が家にKATO クモハ12 50鶴見線(クモハ12052)が入線したので紹介します。

KATO クモハ12 50鶴見線(クモハ12052)
KATO クモハ12 50鶴見線(クモハ12052) posted by (C)jun

我が家には南武線クモハ11 200とクハ16がありましたが、クモハ11052がKATOから過去に発売していることを知りGW後段にAmazonでぽちっしました。

GW明けに届いたのでしばらく手付かずの状態でしたが、ようやく余裕が出来たので手を加えてみました。

まず室内灯ですが、電球色のものが指定されておりそのまま組付けます。

しかし、17m級のモデルではそのままというわけにはいかず、説明書のとおり照明ユニットのピンを約3mmニッパーで切断、照明板も車体長に合わせて短くします。

L字型の集電板を組付けるのがまた厄介で先を若干上に折り曲げ精密ドライバーで誘導しながら差し込みました。

車体側の加工ですがジャンパー栓を2個組み込み、連結器周りのパーツをはめ込みます。

前サボは黄色いものがいいのですが、今回は割愛し後日取付けることにしました。

さて実物のクモハ12052について

クモハ12052
クモハ12052 posted by (C)jun CANON AE-1 NewFD50mmf/1.4

鶴見線大川支線は武蔵白石駅構内の急曲線に対応するため17mm級のクモハ12052、クモハ12053が1996年まで使用されていました。

私も何度か訪問しましたが、クモハ12052が撮影出来たのはこの時くらいでクモハ12053がやってくることが多かったです。

クモハ12052は引退後、車籍を残したまま東京総合車両センターに保管され余生を送っています。

相棒のクモハ12053は解体されました。

最後に動画です。

国鉄時代の旧型国電の旅

サムネイルの旧型国電はクモハ12053です。

さて新型コロナウイルス感染拡大に伴う非常事態宣言も解除の運びとなりましたが、撮影自粛というより撮影対象そのものが走っていないので模型へ避難する状態は当面続きそうです。

 

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2020年5月17日 (日)

KATO EF58上越形ブルー入線(宇都宮のEF58回想)

KATO EF58上越形ブルーが我が家に入線しましたので紹介します。

我が家には初代EF58青がありましたが、EF57と共食い整備でなんとか持たせてきた個体で走らせるとモーターの焼けるにおいがするので更新してみることにしました。

KATO EF58上越形ブルー
KATO EF58上越形ブルー posted by (C)jun

EF58は機関区やその経歴から個体差がありどのタイプが好みかというと青い標準色で庇付きのEF58 89となります。

(SG仕様の庇・スノウプラウ付きEF58 88[東]も好きです)

幸いEF58上越形ブルーにはEF58 89のナンバーがあるのでこれを導入することにした次第です。

写真の旧型客車は急行津軽基本セットからグリーン車スロフ62、A寝台車オロネ10、B寝台車スハネ16です。

EF58 89牽引旧型客車+12系急行津軽4号
EF58 89牽引旧型客車+12系急行津軽4号 posted by (C)jun CANON AE-1 NewFD100-200mmf/5.6

学生時代に撮影した急行津軽4号がEF58 89牽引で、この姿を模型化したいと昔から思っていました。

製品は上越形ですが、EF58 89は宇都宮運転所であり青い車体・小窓・庇・EG付き・原型フィルターで再現するには一番近いタイプです。

KATOのサイトはサイドのフィルターがモアレでビニロックフィルターっぽく見えるのですが、原型フィルターなのを現物確認して購入の運びとなりました。

https://www.katomodels.com/product/n/ef58_jyoetu

上の写真と比べると本物のEF58 89は汽笛カバーがないのでASSYパーツの汽笛(EF200ホイッスル)に交換してみました。

KATO EF58 61とEF58上越形ブルー
KATO EF58 61とEF58上越形ブルー posted by (C)jun

厳密にいうとスノウプラウがなかったり運転席窓のデフロスター等まだまだ違うところがありますが雰囲気重視ということで…

片側はマグネティックナックルカプラー長を装着、反対側はアーノルドカプラーとしていろいろな車両を牽けるようにしてみました。

ASSYパーツでEF58の先台車が手に入ったら交換してスノウプラウ無しにしてみたいと思います。

さてEF58 89は庇付きということもあり、ブドウ色2号に塗装変更され民営化後も継承されることになります。

高崎時代のEF58 89について

EF58 89牽引14系客車成田山初詣臨
EF58 89牽引14系客車成田山初詣臨 posted by (C)jun Canon EOS-1nHS EF70-200mmf/2.8 KL200

写真は成田山初詣臨ですが、EF55と重連で重連奥利根号牽引機熊谷~高崎間、わたらせレトロトレインの牽引機として高崎~桐生間等でEF58 89牽引列車に乗車しました。

EF58 89は新製後東京機関区に配置、宮原へ転属後青大将塗装となり東海道本線全線電化開業の上りつばめ1番列車を牽引、高崎、宇都宮で活躍しました。

EF58 89は1998年1月まで活躍し休車期間を経て1999年(平成11年)廃車となりました。

廃車後は大宮総合車両センターで保管後、鉄道博物館に静態保存され余生を送っています。

宇都宮時代はEF58 89牽引列車に乗れずじまいでしたが、牽引列車の乗車経験のある宇都宮のEF58について

EF58 122牽引12系客車団体臨時列車
EF58 122牽引12系客車団体臨時列車 posted by (C)jun

EF58 122について

私が小学生のころ父が真岡へ転勤・単身赴任になり急行なすの号を利用して家族で真岡へ何度か行きましたが、小学校高学年になったある夏、初めての一人旅で上野発一ノ関行き普通列車123レに乗車し真岡へ向かいました。

席はニス塗り内装のオハ46か47を選びましたが、車内探検をすると窓が大きくて車内が明るいナハ11を通り過ぎ、先頭のオハフ33へたどり着くとデッキ越しにEF58 122の姿がありました。

当時はEF57と共通運用でEF58が当たるとファンの間では外れ扱いだったそうです。

歴史は繰り返すというか?私がEF58 61目当てで臨時踊り子を撮りに行ってEF65PFが当たった時みたいですね。

123レが入線する前の上野駅13番ホームにはEF57牽引の急行列車が止まっていましたが、急行津軽2号あたりでしょうか?生きているEF57を見たのはその時が最初で最後です。

写真は1985年6月ころ撮影した団体臨時列車です。

EF58 122は民営化直前に静岡へ転属となりJR東海で活躍しました。

EF58 141牽引14系客車急行津軽
EF58 141牽引14系客車急行津軽 posted by (C)jun

続いてEF58 141について

EF58牽引だった急行津軽は旧型客車+12系客車の編成から20系客車になります。

プルマン式A寝台車ナロネ21を改造した普通車ナハ21では急行津軽の座席需要を満たせず、季節急行おが用のオハ14系を振り替えになりました。

1984年1月4日東北みなみワイド周遊券を片手に夜行連泊の旅に出ました。

予算の都合上東北ワイド周遊券が買えず、天童まで乗車しました。

私は先頭のオハフ15自由席に乗車、当時の記録を見ると9号車と10号車の間に増9号車を連結となっていたので年末年始輸送ということもありハ座11両編成で運転されていたようです。

またこの日の編成は北ヲクの14系客車でトップナンバーのオハ14 1も連結されていました。

オハ14 1はJR東海からJR四国へ渡り、現在は東武鉄道でSL大樹の客車として活躍しています。

車両とはいえオハ14 1は強運の持ち主で、この時乗った急行津軽に連結されていたと思うと感慨深いものがあります。

EF58 141はEG、黒Hゴム、ビニロックフィルター等、宇都宮では標準的なスタイルですが、運転席窓のデフロスタが個性を主張していますね。

EF58 141は1986年(昭和61年)6月田端で廃車となりました。

宇都宮のEF58はこの他にも品川駅のオクシナ回送等でもお馴染みでした。

乗ることのできない控え車代用ナハフ11やSGの蒸気を上げる浜ガマのEF58、原型小窓が美しい宮原のEF58など品川駅臨時ホームにいると様々なEF58の姿を見ることが出来ました。

SG機のほうが良いという方もいると思いますが、模型で蒸気が発生するわけでもなく身近に見ることが出来た急行牽引機・宇都宮のEF58を再現できたらを思い導入した次第です。(茶色はEF58 61があります)

模型の世界ならばEF58 89は寝台特急はくつるから急行津軽・八甲田、12系・14系臨時列車からジョイフルトレインまでいろいろ楽しめそうです。

我が家ではKATO EF58 61と共にEF58上越形ブルー(EF58 89仕様?)にこれからも活躍してもらおうと思います。

 

 

 

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2020年5月 9日 (土)

KATO サロンエクスプレス東京とEF58 61

10年前に衝動買いしたKATO EF58 61に似合う客車を探していましたが、絶版のサロンエクスプレス東京を発見・購入したので紹介します。

KATO サロンエクスプレス東京とEF58 61
KATO サロンエクスプレス東京とEF58 61 posted by (C)jun

元々KATOの初代14系座席車4両を持っていましたが臨時L特急踊り子55号は8両編成、せめて基本の6両にしたいと市場を探していました。

現行品というか流通在庫のオハ14JR仕様というの2両を購入しましたが、連結器が車体マウントの伸縮式ナックルカプラーが付いており、台車に連結器が付いている従来車と連結が出来ません。

古い14系客車をナハフ11かもめナックルカプラーに交換しても無理やり連結は出来ますが、カプラーの付け根が曲がっていてR282の曲線で車体が干渉するのか脱線してしまいます。

臨時踊り子を再現したいと思っていましたが暗礁に乗り上げます。

EF5861牽引L特急踊り子55号
EF5861牽引L特急踊り子55号 posted by (C)jun CANON AE-1 NewFD85mmf/1.8

14系客車の臨時踊り子号は定期仕業を持たなかった東京機関区EF58の最後の花道でした。

その頃、14系客車を改造して誕生したのが品川客車区の欧風客車サロンエクスプレス東京です。

EF65PF牽引特急サロンエクスプレス踊り子
EF65PF牽引特急サロンエクスプレス踊り子 posted by (C)jun CANON AE-1 NewFD85mmf/1.8

写真は上の写真と同じ日に撮影したサロンエクスプレス踊り子号です。

個室中心で団体専用のサロンエクスプレス東京が多客臨として運行されていました。

残念ながらEF58 61が牽くサロンエクスプレス踊り子号は撮影せずに終わりましたが、模型で再現するにはお手軽な編成です。

サロンエクスプレス東京は後年和式客車ゆとりに改造され、廃車後、展望室があるスロフ14 701,702が尾久客車区に保存されていましたが、近年解体されました。

模型の世界でも和式客車ゆとりは流通在庫で残るのみでしたが、絶版のサロンエクスプレス東京(店員さんが言うには最終ロット)の中古美品を見つけたので購入した次第です。

この客車セットは中間がKATOカプラーNで両端がアーノルドカプラーとKATOカプラーNの選択式にダミーカプラー付属だったようですが、前オーナーが台車の連結器部分を切断の上、片側はダミーカプラー、反対側がアーノルドカプラーの状態で手放していました。

カプラーポケットがあれば好きなカプラーを選べますが、片側台車カプラー部カットのためASSYの台車TR217を探しましたが在庫がありません。

止むを得ず、ジャンク品のオハ12を購入して台車をドナーしてもらうことにしました。

そしてEF58 61が出荷時からKATOカプラーNを付けている状態だったので写真のように片側はかもめナックル、反対側はKATOカプラーNにしました。

踊り子号のHMはモリヤスタジオのものを注文していますが、在庫切れで再生産待ちの状態です。

また、従来車に繋ぐことが出来ないオハ14JR仕様に付けられそうなカプラーをASSYパーツから探しますが、いろいろ試してみた結果、オハネフ24増結前面カプラセットというのにたどり着きました。

(ちなみにアーノルドカプラー付はスハネフ14、中間車伸縮式ナックルはキハ80)

普通の伸縮式ナックルより連結器が少し長く、車体のカプラー取付け穴が合致しました。

かもめナックルを付けた旧オハ14系と伸縮式ナックル(オハネフ24)の新14系に無理やり繋いでみるとカプラー取り付け部に若干の曲がりはありますが、車体が干渉しないため無事R282の曲線を曲がることが出来ました。

本来なら新しい仕様の14系客車で統一したほうが無駄なくお金がかからなかったと思います。

新しい14系客車も流通在庫が少なく、このご時世なかなか探しに行けないので再生産待ちの状態です。

客車ばかりが増えてしまいましたが、EF58 61に似合いそうなサロンエクスプレス東京と臨時踊り子で使われた14系座席車を拡充させることが出来ました。

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2020年5月 7日 (木)

KATO クモハ11 クハ16(旧型国電への回想)

散歩がてら近所の模型店を散策してみるとKATO クモハ11 200南武支線2両セットを発見・購入しました。

KATO クモハ11+クハ16
KATO クモハ11+クハ16 posted by (C)jun

南武線浜川崎支線のクモハ11+クハ16は昭和55年(1980年)ころまで活躍していたそうで、私が初めてカメラを手にした時期に乗車しています。

このセットも私が乗車した尻手側がクモハ11の編成です。(当時の車番までは記録していないです。)

しかも吊り掛けモーターの音声を録音するためスポーツバッグに忍ばせたラジカセ持参でした。

その音声ベースに旧型国電の写真スライドショーにしたものを以前YouTube動画にアップしていたので併せて紹介します。

国鉄時代の旧型国電の旅

17m級旧型国電(省電)クモハ11+クハ16の音源(南武線尻手~浜川崎)に国鉄時代の旧型国電の写真を加えてみました。

無骨な車体に唸るモーター音、昔懐かしい吊り駆けモーターサウンドの旅をお楽しみ下さい。

国鉄時代に下駄電と呼ばれ、戦前・戦後の激動の時代を走り、庶民に親しまれたきた旧型国電(省電)の勇姿です。

古い音源、写真なので多少お見苦しい点がありますがご了承下さい。

鶴見線ではクモハ12(クモハ12052,クモハ12053)が民営化後も残りましたが、大川支線に入る武蔵白石駅の急曲線とホームが17m級のクモハ12でないと対応できないためのものでした。

クモハ12053@武蔵白石
クモハ12053@武蔵白石 posted by (C)jun Canon EOS-1nHS EF80-200mmf/2.8L RDP2

 

クモハ12053非貫通側
クモハ12053非貫通側 posted by (C)jun Canon EOS-1nHS EF80-200mmf/2.8L RDP2

写真は鶴見線大川支線のクモハ12053です。

こちらを録音しなかったのは1駅区間しかない、単行でジョイント音が面白くないからかも知れません。

相棒のクモハ12052も撮影・乗車していますが、原板が見つからないです。

KATOからクモハ12052が過去に製品化されていますが、こちらは定価の倍以上のものしか市場に残っていないようです。

KATOの旧型国電というと飯田線のものがいくつか編成単位で製品化されています。

モハ80系300番台は豊橋~辰野を乗り通しています。(昭和57年7月24日)

クハ86300
クハ86300 posted by (C)jun Canon AE-1 NewFD50mmf/1.4

その他の省線電車はその半年後(昭和58年4月2日)に伊那松島電車区を訪問・撮影しています。

クハ47009とクモハ53008
クハ47009とクモハ53008 posted by (C)jun Canon AE-1 NewFD100-200mm

往路は新宿から165系急行アルプス3号・こまがね3号で伊那松島へ直接現地入り、伊那松島電車区(静ママ)を見学し帰路に伊那松島から駒ケ根までクハ68+クモハ54+クモハ51+クハユニ56の編成に乗車しています。

車内はニス塗りで座席はセミクロス、ドア間にはスタンションポールと個性的な車両たちでした。

モハ80系の姿はすでになく新鋭119系(101系廃車派生品流用ですが)が登場したころでした。

そのあと119系で辰野へそこから新宿行きの115系夜行列車442Mで帰京しています。

183系L特急あずさ号に乗ればその日のうちに帰京できたのですが、貧乏撮影旅行なのも良い思い出です。

旧型国電は鶴見線クモハ12・小野田線クモハ42の単行や荷物電車等の一部を除き昭和58年(1983年)に旅客列車としてその使命を終えました。

同じ時期に引退した新性能電車の153系急行型電車(東海形)に比べれば長生きしたほうでしょう。

国鉄蒸機全廃から8年、現役蒸機に間に合わなかった私ですが、幼少の時から親しんだ旧型国電の終焉には間に合いました。

KATO クモハ11+クハ16は私の鉄道模型のマスコットとして愛用したいと思います。

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2020年5月 6日 (水)

KATO C62 3北海道形とスハフ44・スハ45

四半世紀前に火を落とした蒸気機関車C62 3、シロクニ撮影目的で一度だけ渡道して試運転列車を撮影、翌日臨時快速C62ニセコ号9262レに乗車しました。

編成はスハフ44主体の5両編成、3号車にカフェカーに改造されたスハシ44 1が連結されています。

まことに模型向きな編成ですが、北海道形のC62 3号機は過去にKATOから製品化されており流通在庫のみの存在でした。

そんな中、C57 180を購入した某模型店の姉妹店でKATO C62 3北海道形を発見してしまいました。

自分でもクレイジーだと思いますが、その残り1個を購入しました。(最後の1個でした。)

KATO C62 3と旧型客車
KATO C62 3と旧型客車 posted by (C)jun

私が持っているC62東海道形と比べてもスノウプラウや副灯など北海道の重装備仕様を再現しています。

最近のKATOの仕様でしょうか、キャブの組付けが弱く別パーツのパイプ類が外れやすいので取り扱いに注意が必要です。

走りはフライホイール付きということもあり、とても滑らかに走ります。

相方の客車の方ですがこちらも流通在庫のみのKATO スハフ44を2両(私の購入で売り切れ)、中間車はスハ45を3両購入し臨時快速C62ニセコ号風の編成となりました。

スハフx5でもいいのですが、スハフ44の在庫がなかったことと緩急車だらけの変な編成なのでスハ45を代用し間に挟んでいます。

台車TR47には北海道の一般形客車の特徴といえるギア式発電機が表現されていました。

ここだけは内地向けスハフ42で代用しなくて良かったと思います。

KATOのスハフ44・スハ45はアルミサッシ窓やドア窓がHゴムの近代化更新車でC62ニセコ号再現にはちょうど良かったです。

このスハフ44で一つだけ気になるとしたら貫通扉が細長い窓のHゴム仕様ということ。

C62ニセコ号用客車は貫通扉は原型のプレスドア四角窓に金網入りのガラスです。

室内灯は近代化更新車なのでLED室内灯クリアが該当しますが、雰囲気重視で電球色を購入しました。

試9262レC623+青い旧型客車
試9262レC623+青い旧型客車 posted by (C)jun Canon EOS5 EF70-210mm

26年前のGWに撮影したC62 3です。

蒸気機関車C62 稲穂峠を駆ける
蒸気機関車C62 稲穂峠を駆ける posted by (C)jun Canon EOS5 EF85mmf/1.8

四半世紀の時を経てC62 3の雄姿を模型で再現となりました。

模型店店主から半年前ならC62 2があったのにと言われましたが、こちらは再販待ちでよいです。

C62 2は梅小路のSLスチーム号(つばめHM付)で乗車・撮影はしています。

そうなるとC62重連急行ニセコ号の編成も欲しくなりますが、急行ニセコ号編成客車セットは絶版でプレミア価格しか見かけません。

このご時世は優等車の入手が困難で、気になるセットや車両が出たときに買うしかないようです。

 

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2020年5月 5日 (火)

TOMIX JRC57形蒸気機関車(180号機)とJR12系客車(ばんえつ物語・オコジョ展望車セット)

水と森とロマンの鉄道・磐越西線を走る蒸気機関車C57 180牽引SLばんえつ物語、これを鉄道模型で再現すべく情報収集を開始しました。

過去に何度か製品化されておりKATOのC57 180がキャブにモーター剥き出しで車体がやや大きめ、TOMIXがファインスケールで製品化していることがわかりました。

しかし、現在はメーカー在庫なしで流通在庫のみしかありません。

友人情報で在庫がある店がわかり、さっそく入手することにしました。

TOMIX C57 180とばん物G車
TOMIX C57 180とばん物G車 posted by (C)jun

定価販売でスタンプカードによる割引のみの店なので在庫が残っていた感じでしょうか?

併せてばん物客車(現在のオコジョ展望車入り編成)も入手しました。

C57 180は例により信号炎管・列車無線アンテナ・ATS車上子・手摺り・ブレーキホース・ナンバープレートが後付けパーツとなります。

ヘッドマークは基本の赤いものが入っていました。

C57 180はフライホイール付きで走りも滑らかです。

人によっては車体と炭水車の間隔が気になるかも知れませんが、昔の炭水車にモーターが入っていたTOMIX初期型C57を知っている身としてはこのスケール感は驚きでしかないです。

客車は電球色のものを購入、取り付けます。

TOMIXの室内灯ユニットは椅子パーツの上に載せるもので窓が大きい車両だと外側から見えてしまうのが難点ではあります。

スハフ12 101(オコジョ展望車)がアーノルドカプラー、スロフ12 102(グリーン展望車)がTNカプラーになっていました。

今のところ、客車はアーノルドカプラーで楽しむつもりですが、TNカプラーは今後の参考のためそのままにしておきました。

C57 180SLばんえつ物語三川駅発車
C57 180SLばんえつ物語三川駅発車 posted by (C)jun Nikon D500 16-80mmf/2.8-4E

そして現編成の動画です。

【C57 180】臨時快速SLばんえつ物語【磐越西線】(平成から令和へ)

BGM代わりに再生していただければと思います。

SLばんえつ物語は風光明媚な磐越西線をC57 180が現役時代と同じ16気圧の蒸圧で走っており、力行時の力強いドラフト音も魅力です。

例年ならばGWにSLばんえつ物語を撮影に行くのですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため自宅で鉄道模型のSLばんえつ物語を楽しむこととなりました。

購入店店主から近くに姉妹店があるので寄ってみたらと言われましたが…

続く

 

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2020年4月24日 (金)

KATO EF58 61とスハフ14(初代)

10年ほど前に衝動買いしたKATOのC62東海道型とEF58 61、先日のC61 20のパーツ取付に続いてEF58 61のパーツを取付けてみることにしました。

KATO EF58 61とスハフ14(初代)
KATO EF58 61とスハフ14(初代) posted by (C)jun Nikon D500 16-80mm

取付けるのは避雷針、汽笛、信号炎管及び手摺りです。

前回のC61 20パーツ取付に懲りて光るルーペメガネなるものを購入、ピンセットも用意しました。

避雷針はいいとして、汽笛取付でパーツを2個折ってしまいます。

そしてピンセットに挟んだ汽笛が何処かへ飛んで行ってしまい。

やむなく折れた汽笛を一つ付けることになりました。

これに懲りて信号炎管及び手摺りはラジオペンチで取り付けます。

EF58 61の汽笛はEF200ホイッスルというASSYパーツが該当するそうで早速入手しました。

これで十数本折っても予備パーツがあることになりました。

さて、これに似合う客車がないか昔購入したNゲージを探してみるとオハ14系(ハ座)が4両見つかりました。

写真はKATO スハフ14(初代)です。

床下にトレインマークを選ぶ切れ込みがあり精密ドライバーで回すと踊り子、つばさ、急行、臨時の表示が選べるようになっていました。

EF58 61は標準でKATOカプラーNが装着されており、アーノルドカプラーでは連結できないので”ナハフ11かもめナックルカプラー”を取り寄せることにしました。

EF58 61と14系客車の組み合わせはリバイバルつばめ号の乗車経験がありますが、模型向きなのは臨時特急踊り子55号でしょう。

EF5861[東]牽引9002レリバイバル特急つばめ号
EF5861[東]牽引9002レリバイバル特急つばめ号 posted by (C)jun CANON AE-1 NewFD50mm f/1.4

食堂車を含む長編成が素晴らしいです。

EF58 61牽引臨時特急踊り子55号
EF58 61牽引臨時特急踊り子55号 posted by (C)jun CANON AE-1 NewFD85mmf/1.8

臨時踊り子は14系客車8両とお手軽に再現できそうです。

サロンエクスプレス東京でもあれば最高ですが…

私が持っていた14系客車はテールライトやトレインマークは点灯しましたが、室内灯を取付けていなく現在旧式の室内灯が絶版になっていることを知りました。

また機関車につけるヘッドマークもなくNゲージ用のHMを取り扱っている専門メーカから取り寄せるしかないようです。

EF58 61と言えばお召指定機ですが、1号編成は過去販売されていましたが、現在は絶版であり再現するならば中古品を探すしかないようです。

長期間のブランクで欲しかったものを手に入れるタイミングを逃してしまったのは痛いです。

 

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2020年4月17日 (金)

鉄道模型復活 TOMIX C61 20 JR旧型客車(高崎車両センター)セット編

新型コロナウイルス感染拡大の影響でSL列車が運休となり、外出せずに安全に楽しめる趣味として鉄道模型(Nゲージ)を数十年ぶりに復活させました。

学生時代室内灯を組み込んだりウエザリング等いろいろ手を加えたNゲージ車両たちは就職して実家に保管中、親戚の子供たちのおもちゃとなりそのほとんどが私の手を離れました。

再開というより線路を含めてほとんどが新規購入になりますが、いつか復活を夢見て10年ほど前に購入したC62東海道型(C62 17赤プレート装着)に似合いそうな客車(特急つばめ号客車など)が現在売っていないことがわかりました。

代表的な形式を1両ずつ集める時代から、小数生産の車両セットを予約しないと確実に手に入らない時代となって来ました。

そんな中、私の目に留まったのがTOMIXから昨年11月に再生産されたC61 20とJR旧型客車(高崎車両センター)セットです。

これも在庫残少でしたが、予定数販売終了になる前になんとか手に入れることが出来ました。

KATO C62東海道型とTOMIX C61 20
KATO C62東海道型とTOMIX C61 20 posted by (C)jun Nikon D500 16-80mm

線路の方はTOMIXとKATOのどちらにするか迷いましたが、転車台(ターンテーブル)の出来が良かったので学生時代同様にKATOのユニトラックとし、パワーパックも含め電動ポイントの待避線が作れるM2セットにしました。

さて、C61 20をケースから取り出すと仕上がりの美しさに技術の進歩を感じ取りましたが、後付けパーツが細かくて取付けに難儀することになります。

ゴム系の接着剤を少量付けて信号炎管・列車無線アンテナの順に取り付けていきますが、ともかくパーツが細かくて摘まむことが出来ません。

生憎、ピンセットを持ち合わせていなかったので小型のラジオペンチで挟んで押し込み取り付けました。

ナンバープレートはそこそこの大きさがあってので簡単に取り付けることが出来ました。

最後は前面のブレーキホースと掴み棒です。

給水温め器周辺のパーツを取り外し接着剤を薄くつけて押し込みますが、こちらも素手では難しくてラジオペンチのお世話になりました。

これでとりあえずパーツ取付は終了しました。

またHMは復活当初の青色のSLC61復活号とオレンジ色のC61復活号の2種類が同梱されていました。

こちらはHM取付け用の給水温め器カバーに穴が開いているものを交換し、HMを取付けます。

今回はNゲージ復活の意味も込めてSLC61復活号のHMを取付け写真撮影しました。

渋川駅を発車する快速SLC61復活号
渋川駅を発車する快速SLC61復活号 posted by (C)jun Nikon D700 28-75mmf/2.8(A09)

こうやってパーツを一つ一つ取り付けていると時が経つのを忘れてしまうほど夢中になっています。

旧型客車セットはオハニ36 、オハ47x3、スハフ42x2、スハフ32となっており、4両と3両に分割しても楽しめそうです。

こちらは後年取付けられた列車無線の台座や赤い反射板をピンバイス等で穴をあけて取り付ける仕様でしたが、旧客本来の姿が好きなので取り付けは割愛しました。

7両の旧型客車は番号ごとの便所洗面所の窓・ドア扉等の違いが忠実に再現されており、特定ナンバーらしく特徴をよく再現していました。

実はC62東海道型を購入した時にKATOが製品化していなかったスハフ32(TOMIX)を購入していましたが、分割運用時の増結用に使おうかと思っています。(元々はKATOの旧型客車と組み合わせて高崎旧客を再現するつもりでした。)

こちらはナンバーのシールをまだつけていないのでシールにあるスハフ32 221に9を足して仙コリ時代の同僚スハフ32 2219にしようかと思っています。

高崎旧客セットの緩急車や合造車は車掌室側のテールライトが点灯するようになっており、床下のスイッチでオンオフを切り替えます。

室内灯はオハニ36が電球色、その他が白色が指定されていましたが、高崎の旧型客車は現在電球色LEDに交換されているので全て電球色を取付けることにしました。(オハニ36の白熱灯や原型電球カバーがどうなっているかは現車を確認していないのでわかりません)

現在、TOMIX 0734 室内照明ユニットLC(電球色)は品切れ中で4月に再生産ということで8両分通販で申し込み入荷待ちの状態です。

最後に楕円に線路を繋いで試運転しましたが、C61 20は滑らかに走り出しました。

連結器は現在アーノルドカプラーが付いた素の状態です。

TNカプラーはなかなかリアルな作りですが、KATOカプラーN等との互換性がないので将来的には”かもめナックル”にでも取り替えたいなと思っています。

いつもは撮影対象として追い続けている蒸気機関車C61 20と高崎の旧型客車たち、模型(Nゲージ)で楽しむのもいいものですね。

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