KATO C56小海線入線
新型コロナウイルス感染拡大防止のための県外移動自粛が解除されましたが、以前から欲しかったKATO C56小海線が我が家に入線しました。
GW前に県内で平日限定営業になっていた某模型チェーン店で品定めしていたC56小海線が売り切れになったので、久しぶりに江戸川を越えて下町の模型店で購入しました。
我が家からは京葉道路花輪IC~篠崎~首都高7号線~小松川JCT~首都高C2~四ツ木ランプ経由で約45分でした。
(我が家から京成沿線は少し出にくいのと3密を避けるためです。)
以前、KATO C62東海形やEF58 61を購入した模型店で定価の20%OFFというのもありがたいです。
KATO C56小海線 posted by (C)jun Nikon Z6 Z24-70mmf/4S
ナンバープレートは清里駅前に静態保存されているC56 149を選択しました。
中込所属機で小海線で活躍した4両のC56 144,149,150,159のナンバープレートが付属しています。
静態保存されているC56 149は清里で修復後の姿を撮影したはずですが、残念ながら今回は写真が見つかりませんでした。
この製品そのものにはスノウプラウはついていませんが、ASSYパーツC12 スノープロウをKATOの通販で取り寄せて取り付けました。
このパーツは4個入りで同社のC11にも取り付け可能です。
前面のダミーカプラーと排障器を外して排障器の代わりにスノウプラウを取付けダミーカプラーを元に戻せば完成です。
実車が付けているスノウプラウとは少し形が違いますね。
炭水車には付属のCSナックルカプラーを取付けました。
スノウプラウを取付けると前面がダミーカプラー固定になるのでバック運転・重連用にもう一台C56が欲しくなってしまいます。
さてC56小海線で再現したいのは昭和46年ころまで運転されていた小海線(中込機関区)のC56が牽引する臨時列車八ヶ岳高原号です。
当時、中込のC56は小海線で1日2往復の貨物列車の定期仕業(うち2本は夜間運転)を持っていましたが、旅客仕業は臨時列車だけだったそうです。
GW以降の夏山シーズンの週末に運転された臨時列車で、新宿を午前1時に発車する野辺山行き八ヶ岳高原号は岡谷行きの霧ケ峰高原号と併給し中央本線を西へ進み小淵沢で分割されます。
小淵沢で分割された3両の旧型客車はC56の牽引となり33/1000の勾配を登り終着駅野辺山駅を目指します。
当時は国鉄標高最高地点付近の八ヶ岳バックの鉄橋が有名撮影地で多くの作品が残されています。
この他に上野発小諸経由小海行き臨時急行こうみ号(旧型客車3両)や定期の貨物列車に客車を連結した臨時列車などがあったそうです。
昭和47年ディーゼル機関車DD16の登場で臨時列車八ヶ岳高原号はDD16牽引臨時急行八ヶ岳51号となりC56の使命は終わりました。
昭和48年に小海線で2か月間復活運転したC56 94は飯山線で活躍した機関車でした。
私が撮影した小海線というと小淵沢の甲斐駒ヶ岳バックのオメガカーブでしょうか?
一応、DD16牽引の客車列車を撮影しています。
DD16 302牽引オハフ50眺望車 posted by (C)jun
こちらは五能線ノスタルジックビュートレインのオハフ50眺望車が列車のDC化(リゾートしらかみ)となり高崎へ転属して来た頃のものです。
眺望車は五能線・上越線・小海線で乗車することが出来ました。
臨客に乗った帰り道の撮影で夏山シーズンの夕方なので空が霞んでいますが、この雄大なロケーションを走るC56を見てみたかったです。
小海線C56現役末期に私は生まれてはいましたが、幼児のころのお話ですので詳しい記事を紹介します。
編集長敬白アーカイブ
http://rail.hobidas.com/blog/natori09/sp/archives/2007/05/post_527.html
KATOの製品紹介
http://www.katomodels.com/product/n/c56
KATOのC56製品紹介サイトではスハフ42、スハ43などとなっていますが、画像検索するとナハ10系やオハ46、オハ47の姿も見られます。
青い旧型客車3両とC56の編成も良いですが、ワフやツムを連結した高原の貨物列車や混合列車再現も良いですね。