令和4年9月17日に乗車した蒸気機関車D51 498牽引SLぐんまみなかみ号の乗車記録と沿線で撮影したD51 498走行シーンの総集編動画を公開したので紹介します。
D51 498@水上駅転車台広場 posted by (C)jun Nikon Zfc Z DX18-140mm VR
D51 498が牽引するSLぐんまみなかみ号の現行HMで岩本ストレートなどの未撮影地を補完しようとSLぐんまみなかみ号の乗車券を確保しましたが、今3連休は台風接近で生憎の天気予報。
幸い上りは進行方向窓側を確保できたので全区間乗車し乗車記録動画を撮影することにしました。
先月のSLぐんまみなかみ号やSL大樹「ふたら」に乗車した時はNikon Z6+Z24-200mmを使用しましたが、ずっと構えた姿勢で撮影するには重いのでより軽量なNikon Zfc+Z DX18-140mmVRを使用してみることにしました。
カメラのみ持ってSL列車に乗車したのでほぼ動画撮影のみでした。
(細部は動画をご覧ください。)
今回は単身赴任先の茨城からR50~R354等を使用し高崎入りしました。
早朝の到着でしたが、駅近のコインパーキングに車を入れて仮眠します。
その前にトイレに行こうとしたら夜間閉鎖。
やむを得ず、駅前の公衆便所へ行きその後仮眠しました。
今回の駐車場は夜間最大300円、昼間最大700円で合計1000円となりました。
目覚めると午前9時、荷物を準備し高崎駅へ向かいます。
のんびりしているうちにSL列車はすでにホームに入線していました。
往路は前寄り2両目の4号車通路側席、中年夫婦と相席でした。
車窓の撮影はデッキのドア窓や洗面所の小窓を使用しました。
Nikon Zfc+Z DX18-140mmの組み合わせはZ6にZ24-200mmを組み合わせるより軽くて楽でした。
Z DX18-140mmはズームリングが固いので録画中のズームアウトは避けた方が良いです。
グリップ兼ミニ三脚を付けてみましたが、普通にグリップとレンズを持った方が楽でした。
岩本で下車して沿線での動画撮影も考えましたが、乗車記録動画が中途半端になるので止めておきました。
私は現役蒸機には間に合わなかった世代ですが、D51 498は復活以来30年以上のお付き合いになります。
蒸気機関車は乗ると撮れない、撮ると乗れないジレンマがありますが、乗り鉄でないと見れない世界もありますので今回はそちらへ集中することにしました。
またNikon ZfcのVlog機として素質の検証も兼ねています。
電池パックは予備を一つ用意しましたが、水上到着前に一つ目が充電切れサインが出ました。
予備電池と交換して水上駅のホーム先端へ行き機関車切り離しを待っていると1番線にTRAIN SUITE四季島がやってきて上越国境の方へ走り去りました。
機関車切り離しを撮影後、水上駅転車台広場へ向かいます。
何とか先頭付近から転車台回転を撮影することが出来ました。
Z DX18-140mmのワイド端(35mm換算27mm)でも転車台回転するD51 498を切らずに撮影できました。
立ち位置によっては厳しいかも?
Z6+Z24-200mmだと転車台回転を撮影するだけで手が攣りそうになりますが、Zfcは軽くて楽でした。
所要の撮影の後、さくらい食堂さんで昼食(舞茸天ざる)を取りました。
発車の撮影地へ行ってみると見覚えのある車が止まっていて、顔見知りの鉄子さんが陣取っていました。
私は三脚を持ってこなかったので、挨拶を済まして再び転車台広場へ向かいました。
転車台広場から機回しへ向かうD51 498を撮影して水上駅のホームへここで1番線を通過するD51 498を撮影。
続いて客車への連結シーンを撮影しました。
いつもなら線路わきでスタンバイをしていますが、乗り鉄は身軽でいいです。
上り列車は相席ながら進行方向窓側なので発車シーンのみ上段の窓を開けて撮影させていただきました。
ちなみに転車台回転で柵にアルミ合金の一脚をぶつけてはカランカランと音を立てる動画撮影には迷惑なおじいちゃんが相席でした。
転車台広場で文句を言わないで良かったかも?
危うく気まずい思いをするところでした。
短気は損気ですねw
上り列車ではほとんど寝落ちしていたおじいちゃん、湿度と暑さが堪えたのかな?
台風の影響で蒸し暑い天気でしたが、今回は冷房付きの12系客車で良かったです。
前回の上越線の撮影では渋川~新前橋を乗車して新前橋発車を撮影しましたが、今回は水上から高崎まで全区間乗車。
水上から上りSLに乗るのは2013年のC61復活号以来となりました。
線路際で手を振る知り合いの鉄子さんを車窓に眺めながら列車は進みます。
最近はトンネルに入る前の汽笛を鳴らさなくなったのか、車内放送でトンネル進入前に窓閉めの案内放送が入るようになりました。
広い水上駅の構内を通過してトンネルに入る手前の山々に響き渡る汽笛が好きだったのですが…
SL運転士によるのかな?
Nikon Zfcは上牧を通過したあたりで2個目の電池切れサインが出ました。
もう1個ある充電池は充電器と一緒に車に置いてきたのでここでカメラをNikon Z6に切り替えました。
モバイルバッテリーで給電できるとはいえ撮影中にコードを繋ぎっぱなしは不便です。
編集した動画で見て録画時間が1時間を超えたあたりで2個目の電池を使い切った形になります。
ZfcのEN-EL25は1120mAh、Z6のEN-EL15bは1900mAh(EN-EL15cは2280mAh)ですので、Vlog機としてNikon Zfcを使用した場合は本体が軽くて楽した分は予備電池を多めに用意した方がいいかもしれません。
車窓の黄金色の稲穂を眺め、沼田ではEH200が牽引する貨物列車と離合しました。
また渋川手前ではEH200が牽引するDD200の配給列車とも離合。
新前橋ではEasti-Eや211系A28編成「矢絣」柄の姿を見ることが出来ました。
(動画をご覧ください。)
水上発車を撮影しても後続の普通列車に乗れば渋川で追いつく、また下り坂だから煙が出ないと言い訳して上りSLの水上~渋川間を乗っていなかったのですが、列車の乗客としての視点で見ると新しい発見がありますね。
車内放送で12系客車の紹介がありましたが、快速海峡に12系客車が使われていたことは知りませんでした。
調べると臨時便で使用された模様です。
列車は高崎に到着。
なんだかんだ30年以上前からD51 498と12系客車の組み合わせで乗っているわけですが、不思議と飽きがこないものです。
昔から旧型客車に乗る方が好きでしたが…
高崎からは車で自宅へ戻りましたが、3連休ということもあり異常に流れが悪く、いつもより時間がかかりました。
最後に動画です。
【D51 498】SLぐんまみなかみ号の旅【12系客車】JR EAST Joetsu Line SL GUNMA MINAKAMI
令和4年9月17日の運行された蒸気機関車D51 498牽引SLぐんまみなかみ号の乗車記録と沿線で撮影したD51 498走行シーンの総集編動画です。
中秋の上越線を走るSLぐんまみなかみ号の車窓と沿線で撮影したD51 498の力強い走りお楽しみください。
蒸気機関車D51 498の力強いドラフト音、郷愁の汽笛、上越線沿線のロケーションをお楽しみください。
車窓にはTRAIN SUITE四季島、EH200貨物・配給、211系A28編成「矢絣」柄の姿もありました。
列車の進行順に編集しているのでタイムスタンプをクリックすると各映像へ飛べるのでSLぐんまみなかみ号の撮影地ガイド的な活用方法もできます。
空想旅行、作業用BGMとしてもご活用ください。
10月に入ったら旧型客車のSLぐんまみなかみに乗りたいと思っていたけど、10月の三連休10月8日は12系で10月10日が旧型客車なんですね。
知らずに10月8日の指定を抑えてしまったけどどうしようかな?
SLぐんまみなかみ号に列車愛称が変更になって、旧型客車使用時のレトロがなくなったので客車種別がわかりにくくなりました。
10月21日から大井川鐵道にようやくSLかわね路号が戻ってくるし、そちらも気になるところです。
C11 190が黒くなるのか?C10 8の検査が終わるのか?
かつて復活プロジェクトで支援したC11 190ならば行きたいところです。