【C57 180】SLばんえつ物語2025年錦秋 【磐越西線】
2025年11月3日に撮影した錦秋の磐越西線を駆ける蒸気機関車C57 180牽引SLばんえつ物語の動画を公開したので紹介します。
動画のサムネイルは慶徳トンネルへ向け力走するC57 180です。

C57 180 SLばんえつ物語@川吉Sカーブ posted by (C)jun Nikon Z8 Z100-400mm
普段は土日に走るSLばんえつ物語ですが、11月1日(土)がEF64のさよなら運転で客車が上越線で使われたため、日月の運行となりました。
日曜日は所用で遠出できなかったので、11月3日(月)に撮影に向かいました。
新津へ着いて給油、朝食を済ませて、新津駅のC57入換を撮影しました。
(動画をご覧ください)
生憎、雨が降ってきて手軽に撮影する場所へ移動します。
元々のプランは晴れたら早出川橋梁、曇ったら第2中野踏切を考えていました。
移動中に大関道踏切へ寄ると、置き三脚もなく誰もいませんでした。
こんなわけで今回の沿線撮りは能代川橋梁先となりました。
列車を待つ間、雨が本降りとなりましたが、SLばんえつ物語が来る直前に小雨となりました。

C57 180 SLばんえつ物語@能代川橋梁先 posted by (C)jun Nikon Z6III Z100-400mm
RAW現像でホワイトバランスを晴天日陰にしたので、実際にはここまで赤くありません。
続いて、前回のリベンジで日出谷~豊実の60kmへ向かいます。
10月18日に60kmポストで撮影した際は、現地に中井精也氏が居ました。
その際、後追い写真を撮ろうとしたところ、ストラップが動画三脚のパン棒に引っかかるミスをしてしまい動画は没になりました。
さて、今回は60kmポスト2番乗りでした。
横浜ナンバーのジムニー乗りの夫婦が先着でした。
この後、山梨の方が来て、清川村の話で盛り上がりました。

C57 180 SLばんえつ物語@60kmポスト posted by (C)jun Nikon Z8 Z100-400mm
雨も上がり、薄曇りの状態でした。
こちらもホワイトバランスは晴天日陰です。

C57 180 SLばんえつ物語@60kmポスト縦 posted by (C)jun Nikon Z8 Z100-400mm
こちらは縦にトリミングしたものです。
60kmポストは豊実トンネルへ向けて10,9パーミルの勾配となっており、煙が期待できる場所です。
続いて川吉を目指します。
ここから川吉は、追っかけの群れでは最後の方になり、少し厳しいのですが周りを見ながら進みます。
大巻橋梁にたくさんの撮影者がおりました。
R49に戻ると野沢オーバークロス手前の安座川橋梁の撮影者がたくさんいました。
歩道のない国道のガードレールから撮影する形になりますが、紅葉が綺麗でした。
動画を撮影するには環境が悪いので、私が撮影することはないでしょう。
野沢で列車より5分先行でしたが、尾登、荻野と撮影者の車がそれぞれの撮影地に流れていきました。
山都を過ぎ、川吉へ向かう道に入ると先行するロードスターが川吉のストレート半ばの位置に停まります。
そんなわけで、川吉Sカーブへ行くと、先着者は一人でした。
先着者はリバーサルフィルムを使用した銀塩MF機を使用していました。
ベルビア100というフィルムを使っているそうです。
私は20年前にデジタルカメラへ移行しましたが、その前は晴れたらRDP2(プロビア)、曇ったらKL200を愛用していました。
RVP(ベルビア)はISO50で発色は派手で良いけど、動きものには使いにくかったです。
待ち時間は、懐かしいフィルムカメラの話で写真談義できました。
雨で斜面が濡れており滑りそうなので、三脚は動画用の1本のみとし、静止画はZ8で手持ち撮影しました。

C57 180 SLばんえつ物語@川吉Sカーブ posted by (C)jun Nikon Z8 Z100-400mm
気持ちの良い白煙ですが、紅葉の背景は隠れてしまいました。
(動画で確認してください。)
この後の昼食はいつものそば伝承館へ向かいます。
夏場は冷やしとろろそばを食べていましたが、最近は伝承そばを食べています。
薬味がネギやワサビではなくて、大根おろしになります。
実に消化が良さそうですね。
こちらには60kmポストにいた夫婦が来ていました。
返しはいつもの姥堂へ向かいます。
本降りの雨となり、撤収も考えましたが、せっかくなので動画のみ撮影することにしました。
ここで、長靴に穴が開いていることに気が付きます。
仕方がないので、車に積んであったスノーシューズに履き替えましたが、横殴りの雨でズボンの裾から靴下を伝わり、靴の中もびしょ濡れになりました。
いつもは裏磐梯を背に走る姿を撮っていますが、雲で山が見えないので線路際から正面がちに撮影しました。
(動画をご覧ください。)
続いて、尾登駅を目指します。

C57 180 SLばんえつ物語@尾登通過 posted by (C)jun Nikon Zf Z28-400mm
駅のホームの屋根の下から雨にぬれずにお気楽に撮影です。
また駅舎を壁に利用し、道路の車の音を軽減できます。
こちらは4K動画切り出し画像です。
尾登駅ホーム先端にはフェンスが増設されていました。
続いて、安座川橋梁正面を目指します。
R49から踏切を渡り、線路に沿って少し戻る感じになります。

C57 180 SLばんえつ物語@安座川橋梁正面 posted by (C)jun Nikon Z6III 70-200mmf2.8E FL
小雨が降っていましたが、雨に濡れた紅葉が綺麗でした。
10月18日は動画の設定(三脚の水平出し、外付けマイクの設置)が間に合わなかったのでリベンジです。
この時期は日没以降の撮影となるので、今回の撮影が時期的に限界だと思います。
こちらも4K動画切り出し画像です。
ここから会津西IC~磐越道~津川IC経由で三川駅へ向かいました。
小雨になった雨は、列車到着の頃には雨脚が強くなりました。
こちらでは、Nikon Z6IIIにFマウントのAF-S 70-200mm f/2.8E FLを使用しましたが、どうも動画との相性が悪く、VRの関係か画面が跳ねる感じがあり、何度か設定を変えてみましたがどうもうまく行きません。
VRを切るとそちらは収まるけど、そばを通過する列車の振動がもろに画面に伝わるのです。
(動画をご覧ください。)
最後に動画です。
【C57 180】SLばんえつ物語2025年錦秋 【磐越西線】4K SL BANETSU MONOGATARI JNR Class C57
2025年11月3日に撮影した蒸気機関車C57 180牽引SLばんえつ物語の動画です。
錦秋の磐越西線を駆ける蒸気機関車C57 180 SLばんえつ物語の走りをお楽しみください。
この動画はNikon ZfをメインにサブにNikon Z6IIIを使用したミラーレスカメラ4K60p動画です。
列車の進行順に編集しているので下記タイムスタンプをクリックすると各映像へ飛べるのでSLばんえつ物語の撮影地ガイド的な活用方法もできます。
普段ならここで締めるのですが、10月25日に公開した動画について記事を書いていなかったので紹介します。
10月18日は松ヶ平トンネルからスタートしました。
9月に行ったときは、置き三脚がど真ん中に置いてあり、秋の絵が撮りたいのにセミが鳴いていたので断念した場所です。
こちらでは世田谷ナンバーの方と一緒になりました。

C57 180 SLばんえつ物語@松ヶ平トンネル posted by (C)jun Nikon Z6III Z100-400mm
続いて60kmポスト(豊実トンネル入口)です。

C57 180 SLばんえつ物語@60kmポスト posted by (C)jun Nikon Z6III Z100-400mm
11月3日の撮影と比べてみてもススキは穂が出ていますが、葉が青いままですね。
こちらでは、鉄道写真家の中井精也氏と一緒になりました。
先生から一発目はどこで撮ったのか聞かれたので「松ヶ平トンネル飛び出しです。」と答えたところ
先生は、「先週、阿賀野川SAのところに行ったけど、煙が出なかった。」と言っていました。
松ヶ平トンネルの事ですが、先生はあの斜面を無事に降りたのでしょうか?
私は撤収が遅いので、中井先生のキャンピングカーで遠目で追う感じで、次の撮影地へ移動となりました。
山都ではお祭りで道路規制があったので、誘導員の指示に従い迂回しました。
一ノ戸川橋梁上流側を撮影するときに使う駐車スペースが空いていたので、上流側の崖の上(そば畑の端・フェンス有り)から撮影しました。

C57 180 SLばんえつ物語@一ノ戸川橋梁 posted by (C)jun Nikon Zf Z28-400mm
こちらは4K動画切り出しです。
パンをしながら、静止画カメラをレリーズすると上手く操作できないので、最近はこの方法をよく使います。
そば伝承館で昼食の済ませると、曇ってきたので山都Sカーブで撮影することにしました。

C57 180 SLばんえつ物語@山都Sカーブ posted by (C)jun Nikon Z6III AF-S70-200mmf/2.8E FL
かなり暗かったので久しぶりにFLを使いました。
ISOオートでISO10000まで上がっていますが、さすがZ6IIIです。
Z8ならノイズだらけになります。
続いて、安座川橋梁正面へ

C57 180 SLばんえつ物語@安座川橋梁正面 posted by (C)jun Nikon Z6III AF-S70-200mmf/2.8E FL
ここは動画のみ撮影するつもりでしたが、セッティング中(三脚の水平出し・外付けマイクの設置等)に列車が来てしまい、静止画に切り替えました。
ここは列車の音が聞こえないので、列車の接近がわかり難い場所です。
でも、疾走するC57は格好良かったです。
絞りはf4にしましたが、SLと背景の林で立体感が出るものですね。
レンズ交換を避けるため、ついついZ100-400mmを使ってしまいますが、70-200mmf/2.8E FLの良さを実感しました。
この後は、三川へ行きましたが、大雨となったのでここで撤収しました。
動画は3カ所しかうまく録れなかったので、9月撮影分の動画に追加することにしました。
また、11月は紅葉が始まり、植生も変わるので、秋の動画は9~10月と錦秋の11月と分けることにしました。
10月18日の撮影では、初めてヤマビルに血を吸われました。
帰り道、ズボンが血だらけだと思ったら、足首に直径1.3cmくらいのかさぶたが出来ていました。
長靴を履かずに撮影した場所と言えば、下りの山都Sカーブしか考えられません。
やぶ蚊がたくさんいて、虫よけスプレーは使っていましたが、足元には気が付きませんでした。
気持ち悪いものを見ないで済みましたが、ちょっとヒルの悪魔はショックです。
最後に動画です。
【C57 180】SLばんえつ物語2025年秋【磐越西線】新ヘッドマーク4K60p JNR Class C57
2025年9月13日及び10月18日に撮影した蒸気機関車C57 180牽引SLばんえつ物語の動画総集編です。
9月13日からヘッドマークは黒地の金色の山と森とロゴが新しいデザインとなったSLばんえつ物語、9月の仲秋編に加え松ヶ平トンネル飛び出し、一ノ戸川橋梁、山都Sカーブのシーンを追加しました。
秋の磐越西線を駆ける蒸気機関車C57 180 SLばんえつ物語の走りをお楽しみください。
さて、限界を感じたAF-S70-200mmf/2.8E FLでの動画撮影、FマウントのカメラもなくなったのでZ70-200mmf/2.8VR Sに置き換えることにしました。
噂では2形がそろそろ発表されるみたいですが…
オータムキャンペーンのキャッシュバックがあるうちに購入しました。
マップカメラで下取り価格がワンプライス+3%増しになり、予算が余ったのでZマウントのTC-1.4xも追加購入しました。
テレコンは開放絞りが暗くなるし、画質も落ちるのでトリミングで済ますことが多いですが、せっかくなのでカメラバッグに忍ばせることにしました。
現地でレンズ交換をすると、センサーシールドがあるZ8は良いですが、Zf、Z6IIIはイメージセンサーに埃が付くのが嫌で高倍率ズームを常用していますが、これからの撮影でいろいろ試してみます。

















































































