【D51 498】SLレトロぐんま水上号【旧型客車】2025年初夏(乗車記録付) JNR Class D51 4K60p
令和7年5月3日に撮影した蒸気機関車D51 498牽引旧型客車の臨時快速SLレトロぐんま水上号の動画を公開したので紹介します。
4月26、27日にC61 20牽引のSLレトロぐんま水上号を撮影しましたが、次はC57 180牽引のSLばんえつ物語撮影かなと思っていたところ、4月29日に上越線でD51 498が走ったことを知り、久しぶりにD51 498を撮影したくなりました。
おそらく5月3日もD51 498であろうと見越して、上越線に向かうことにしました。
動画のサムネイルは水上駅SL見学・撮影会でヘルメットと反射チョッキを着用の上、撮影したD51 498です。

D51 498@水上駅SL見学・撮影会 posted by (C)jun Nikon Z6III Z28-400mm
5月5日は旧友と上越線に撮影に行くことになっていたので、そのことを見越して撮影地を選考することにしました。
あちら側の希望で5月5日は岩本ストレートと水上到着・発車(転車台広場パスで昼食)、以降は間に合うところを適当に選択。
サントリー榛名工場付近の線路周辺の雑草の伸び具合をロケハンし、午前6時頃、デンカセメント脇に到着します。
三脚をセットしていると2番目の人が到着しましたが、私が先着したのが面白くないのか、挨拶をしても返事がありません。
(その後、行く先々で一緒になるのですが…)
GW後段初日ということもあり、いつもなら9時15分過ぎに来る上り貨物列車は運休でした。
X(旧Twitter)で、高崎の様子を検索すると無事D51 498であることがわかりました。
通過直前に親子連れが歩いてきて、まさかとは思いましたが、そのままギャラリーとなってお子様がSLを見て大騒ぎ。
静止画は撮れましたが、動画は撃沈しました。
「朝早くから現地入りしたのに、何のために…」
という感じです。

D51 498+旧型客車6B@八木原 posted by (C)jun Nikon Z8 Z100-400mm
いつもなら、渋川駅の停車時間を利用して、宮田の榛名山バックに行きますが、渋川伊香保IC北側の工事渋滞を見越してそのまま水上ICへ向かいました。
最初から宮田にいればよかったと思いました。
(この時期は田んぼに水を張る前に耕していることが多いですが…)
水上ICで降りると諏訪峡大橋付近には大勢の撮影者の姿がありました。
知り合いのHさん車も見かけました。
諏訪峡で川を入れて撮るなら諏訪峡大橋の上か、その近くの崖の上(少々危ない場所です)になりますが、そちらは満員御礼でした。
私が目指す諏訪峡のSカーブは、SL通過50分前に到着したのでそれほど混んでいませんでした。
私は前の方から広角気味に撮る方が好き(架線が車体に掛かりにくい)ので、先着のおじちゃんに断わって前の方の位置を確保しました。
そのおじちゃんはここでの撮影の後に磐越西線の馬下へ向かうと言っていましたが、関越道が長岡で交通事故の通行止めになっていたけど、間に合ったかな?
まあ、SLばんえつ物語の咲花発車が18時過ぎだから、何とかなるでしょう。
そのうち、八木原で私を無視した二人組(無視したのは片方だけですが)がやって来ました。

D51 498+旧型客車6B@諏訪峡Sカーブ posted by (C)jun Nikon Z6III Z28-400mm
この後は、水上駅転車台広場へ向かいます。
上りも諏訪峡(谷川岳バック)で撮るつもりなので、水上発車は捨てます。
(この時点では5月5日はD51と予想し、水上駅発車は友人と撮るつもりでした。)
水上駅転車台広場では給水線側から転車台回転を撮影し、水上駅SL見学・撮影会の整理券を入手しました。
Suica払いをするので、駅に行ってチャージして、ついでに上りの渋川~高崎の乗車券を入手します。
1号車オハニ36の進行方向反対側の窓側の席を確保しました。

D51 498水上駅SL見学・撮影会より posted by (C)jun Nikon Z6III Z28-400mm
今回も13:20~15分間、2回目のパターンでした。
柵内からの撮影なのでローアングルでじっくりと撮れるのはよいです。
前回は強風でテントが吹き飛ばされそうになったためか、テントは張っていませんでした。
この後は、諏訪峡の谷川岳バックの撮影地へ向かいました。

D51 498+旧型客車6B@諏訪峡(谷川岳バック) posted by (C)jun Nikon Zf Z24-200mm
動画切り出し画像です。
横位置だと手前の架線柱が気になりますね。
動画だと手前まで列車が通過して屋根が見えるのでそれほどではないですが。
縦位置で撮るなら、私が撮影した場所より20~30m水上寄りの位置が谷川岳と列車が綺麗に収まりますが、アスペクト比16:9の動画は厳しくなります。
この後は、上り列車乗車のため、一路、渋川駅を目指します。
SL列車の渋川駅入線を撮影後、列車に乗車します。
4号車のラウンジカーに進行方向向きの空き席があるのを見つけ、そこに座ることにしました。
(指定券は1号車のオハニ36の窓側後ろ向きを取っていた。)
シューっというブレーキの緩解音が響き、自動連結器の遊びで車両が緩やかに前後に動きます。
機関車の単弁を効かしたまま自弁を緩めた状態ですね。
汽笛を吹鳴し、軽い前後衝動と連結器の音が響きます。
SLのみならず、ELやDLでもそうですが、旧型客車列車の発車の儀式ともいえるこの音、今では高崎の旧型客車と大井川鐵道くらいでしか聞けなくなりました。
また、大井川鐵道でも後ろに補助機関車がつながっている時は、あまり前後には動きません。
電源車がうるさい12系はともかく、静かな50系でも密着式自動連結器なので、連結器遊びの前後の動きは、ほぼありません。
お客として乗れない貨物列車では聞けるかもしれませんが…
乗車記録の細部は動画を見ていただけると幸いです。
後ろの席のお子様がはしゃいでいたので、マイクを窓の外に出している時は、風切り音をおもいっきり拾ってしまいました。
八木原、諏訪峡で一緒になった二人組のおじさんはサントリー榛名工場のところでカメラを構えているのを確認しました。
(指定が取れなければ、そこで撮るつもりだった。)
大井川鐵道でELSLかわね路4号に乗った時に、Z6IIIに外付けマイク挿し忘れたり、イヤホン端子に間違って挿し込む等、ボーボー音の動画となった時よりはだいぶマシです。
高崎ではいつもならSLのキャブの少し後ろから回送発車を撮っていましたが、ヲタクが密集していて離れないので、クロスヘッド横に位置して汽笛吹鳴を狙いました。
ラジアスロッドが水平ならミッドギア、同ロッドの加減リンク側が下なら前進、上なら後進なので、逆転器を操作すると上下に動くラジアスロッドの位置に注目します。
係員が「黄色い点字ブロックの内側へお下がりください。」と声掛けするのも発車のタイミングと思っていいかもしれません。
点字ブロックの位置さえ守っていてくれれば、後追い撮影も何とかこなせます。
短い区間でしたが、新前橋~高崎は電車にダイヤ上、挟まれており、高速走行するので旧型客車の旅を楽しめました。
最後に動画です。
【D51 498】SLレトロぐんま水上号【旧型客車】2025年初夏(乗車記録付) JNR Class D51 4K60p
令和7年5月3日に撮影した蒸気機関車D51 498牽引旧型客車の臨時快速SLレトロぐんま水上号の動画です。
新緑の上越線を蒸気機関車D51 498が力強く駆け抜けました。
諏訪峡(上り谷川岳バック含む)付近の走行シーン、水上駅転車台広場(転車台回転・SL見学撮影会)等、沿線での撮影と渋川~高崎の乗車記録の2部構成となっています。
谷川岳を背に走る211系普通列車も登場します。
蒸気機関車D51 498の力強いドラフト音、郷愁の汽笛、上越線沿線のロケーションをお楽しみください。
GWのSLレトロぐんま水上号は4月26,27日がC61、4月29日、5月3日がD51、5月4,5日がC61でした。
5月5日は旧友と撮影しましたが、別の機会に紹介したいと思います。
今回は、走行シーンが少な目となってしまいましたが、今シーズンSLレトロぐんま水上号が走るのは、5月10日を残すのみとなりました。
さて、最終日はどちらの機関車が走るのでしょうか?
風の噂ではC61みたいですが…





































































