« 【C11 190】錦秋の大井川鐵道【C11 227】C11 312まもなく公開 | トップページ | 【C57 180】晩秋のSLばんえつ物語【門デフ】20201121(Nikon Z6Ⅱ運用開始) »

2020年11月10日 (火)

【C57 180】錦秋の磐越西線SLばんえつ物語【門デフ】20201107

令和2年11月7日から6年ぶりに門デフ(門司鉄道管理局切取り式除煙板)を装着したC57 180、錦秋の磐越西線を駆けるSLばんえつ物語を撮影してきたので紹介します。

ネタ鉄が集まる門デフ初日は避けたかったのですが、一緒に撮影した友人のスケジュールに合わせて11月7日に撮影することにしました。C57 180門デフ・錦秋のSLばんえつ物語@川吉ストレート(横)
C57 180門デフ・錦秋のSLばんえつ物語@川吉ストレート(横) posted by (C)jun
 Nikon D500 70-200mmf/2.8G VR2

金曜日の仕事明けに3時間ほど仮眠し、東北道・磐越道と進みました。

撮影場所を検討した結果、煙が期待できる五十島からスタートすることにしました。

いつもは0630までには現地入りしていますが、少し出遅れて0635到着。

先着の車は2台、私達の後にさらに2台が続けて到着しました。

とりあえず、前回撮影した進行方向右側のポジション(横構図機関車公式側)を確保しましたが、動画のバリエーションを増やすために縦位置の場所へ移動します。

動画はNikon Z6+70-300mmVRで正面(ズームアウト&パンニング)、D500+16-80mmf/4Eが後ろ向き(固定)、静止画はD500+70-200mmf/2.8G VR2(縦)としました。

列車通過まで4時間強ありますが、その間のエピソードについて…

五十母川の鉄橋を渡った先の東北電力の鉄塔下付近にアウトカーブを俯瞰するポイントがあります。

そこへ向かうには長靴を履いて川を渡るしかありませんが、磐越西線の鉄橋を歩いて渡る人が偶にいます。

今回も鉄道橋を渡ろうとした人が、監視をしていたJRの職員さんに「コラー!」と怒られたそうです。

あきらめてその人は私の近くで撮影していましたが、後追い動画を見る限り5~6名が鉄塔脇にいるのがわかりますね。

次はどこで撮影するかという話になり、私達は当初群岡のアウトカーブを考えていましたが、そばにいた人に川吉S字カーブ手前のストレートで撮影した動画を見せてもらうと引きが取れない直線ですが、長い直線を見通すことになり尺が稼げる動画向きのポイントであることがわかりました。(定員2~3名)

錦秋のSLばんえつ物語@五十島
錦秋のSLばんえつ物語@五十島 posted by (C)jun D500+70-200mmf/2.8G VR2

汽笛を吹鳴するC57 180、面縦だと門デフがわかりにくいです。

C57 180門デフ・錦秋のSLばんえつ物語@五十島
C57 180門デフ・錦秋のSLばんえつ物語@五十島 posted by (C)jun D500+70-200mmf/2.8G VR2

カーブに差し掛かり少し顔を振ると門デフらしさが出て来ました。

背景の山は紅葉していましたが、C57の爆煙で隠れてしまいました。

門デフ狙いで皆さんは公式側のサイドアングルに回りかなり混雑していましたが、反対側の縦位置ポジションはまったりと撮影することが出来ました。

動画を録っていると列車通過直後にカメラの前を横切る追っかけ野郎が写っているのはいつものことでした。

三脚を3台使用したので撤収は遅くなり、結局最後まで残っていることになりました。

R49に戻ると時間を稼ぐために三川ICから磐越道ワープすることにしました。

三川ICはR49から3kmほど離れていますので津川ICへ向かうときは高速ワープの効果はありませんが、一気に西会津ICに出ました。

野沢駅発車時刻基準で考えると40分ほど先行した形になりました。

目指すは川吉S字カーブ、私はS字カーブ中ほどの俯瞰場所(前回は中段だったので上段狙い)で撮影したかったのですが、すでに4名ほどカメラを構えていたので川吉ストレートへ向かいました。

そこにはすでに置き三脚が2本ありましたが、私が三脚を据えるスペースはなんとか確保できました。

友人はS字カーブ中ほどの俯瞰ポイントで撮影しました。

置き三脚の主は写真専門のおじいさんで、熊除けの鈴を鳴らしSL通過5分前に現れました。

日出谷の鉄橋俯瞰(阿賀野川当麻橋梁)~大巻橋梁~荻野駅通過と3箇所撮影して川吉ストレートに現れたのでした。

大巻橋梁上りはまだちゃんとした場所で撮っていない(8月に藪漕ぎに失敗した)ので次の課題として、荻野はパスして川吉に移動するのは有りだと思いました。
C57 180門デフ・錦秋のSLばんえつ物語@川吉ストレート
C57 180門デフ・錦秋のSLばんえつ物語@川吉ストレート posted by (C)jun Nikon D500 70-200mmf/2.8G VR2

ホワイトバランスは曇天にして赤みを増し増ししていますが、紅葉のトンネルを爆煙を上げて進むC57 180の雄姿を捉えることが出来ました。

冒頭の写真は動画のサムネイル用に横向きトリミングしています。

ここでの動画撮影もマイクをケーブルで離したのですが、後ろから撮影する人の邪魔になるので線路際に置けず、D500のシャッター音をまともに拾ってしまいました。

上り2箇所の撮影でしたが、十分満足が出来る爆煙写真が撮れました。

門デフらしさはないですが…

下りは慶徳峠を降りて舞台田の築堤付近の撮影場所を確保します。

友人が第二舞台田踏切付近のアウトカーブを見たいというのでロケハンしましたが、濁川から直線を進みカーブするポイントに余席はありませんでした。

ここも次の課題とします。

撮影場所を確保すると喜多方駅へ向かい、駅前の喜多方ラーメン屋さんで少し遅い昼食を取りました。

天気予報どおり雨が降って来たので、舞台田の下り撮影は動画撮影のみとしました。

Nikon1 V3が客車に巻いた煙でフォーカスアウトした時のリベンジでD500でパンニング撮影しました。

ようやく門デフをサイドから撮影した形になります。

こちらでは山形から来たおじいさんと楽しくSL談義することが出来ました。

下りの闇鉄も検討しましたが、雨が降っているのでここでSL撮影は打ち切り、国鉄日中線熱塩駅跡にある日中線記念館を訪問してみました。
日中線記念館(旧熱塩駅)
日中線記念館(旧熱塩駅) posted by (C)jun Nikon D500 16-80mmf/2.8-4E

38年前の夏、DE10 5が牽引する2両の客車(オハ61・オハフ61)に乗り訪問した熱塩駅。

その跡地は日中線記念館となっていました。
オハフ61 2752の車内
オハフ61 2752の車内 posted by (C)jun Nikon D500 16-80mmf/2.8-4E

ニス塗りの車内は懐かしいにおいがしました。

車内のスイッチを入れるとSLのドラフト音が流れる仕組みになっていました。

オハ61は日中線と磐越西線で乗ったのが最後でした。

最後に動画です。

【C57 180】錦秋の磐越西線SLばんえつ物語【門デフ】20201107

令和2年11月7日に撮影した錦秋の磐越西線を駆ける蒸気機関車C57 180牽引SLばんえつ物語と仲間たちの動画です。

新潟県・庄内エリアアフターDCのためK-7タイプの門デフ(門司鉄道管理局式デフレクター)を特別に取付けたC57 180が紅葉真っ盛りの磐越西線を力強く走ります。

力強いドラフト音・郷愁の汽笛、C57 180の爆煙をお楽しみ下さい。

この動画はNikon Z6とNikon D500で撮影した一眼・一眼レフ動画です。

Z6で動画撮影した際のD500のシャッター音がうるさいので早くNikon Z6Ⅱが欲しいなと思ったのでした。

C57 180の門デフ装着は12月5~6日のSLクリスマストレインまで発表されていますのでもう少し楽しめそうですね。

なお、SLクリスマストレインは門デフ・HM無しなのでまたしても撮影地の大混雑が予想されます。

クワバラクワバラ…

|

« 【C11 190】錦秋の大井川鐵道【C11 227】C11 312まもなく公開 | トップページ | 【C57 180】晩秋のSLばんえつ物語【門デフ】20201121(Nikon Z6Ⅱ運用開始) »

旅行・地域」カテゴリの記事

蒸気機関車」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

旧型客車」カテゴリの記事

ローカル線」カテゴリの記事

C57180」カテゴリの記事

国鉄型」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【C11 190】錦秋の大井川鐵道【C11 227】C11 312まもなく公開 | トップページ | 【C57 180】晩秋のSLばんえつ物語【門デフ】20201121(Nikon Z6Ⅱ運用開始) »