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2020年5月 7日 (木)

KATO クモハ11 クハ16(旧型国電への回想)

散歩がてら近所の模型店を散策してみるとKATO クモハ11 200南武支線2両セットを発見・購入しました。

KATO クモハ11+クハ16
KATO クモハ11+クハ16 posted by (C)jun

南武線浜川崎支線のクモハ11+クハ16は昭和55年(1980年)ころまで活躍していたそうで、私が初めてカメラを手にした時期に乗車しています。

このセットも私が乗車した尻手側がクモハ11の編成です。(当時の車番までは記録していないです。)

しかも吊り掛けモーターの音声を録音するためスポーツバッグに忍ばせたラジカセ持参でした。

その音声ベースに旧型国電の写真スライドショーにしたものを以前YouTube動画にアップしていたので併せて紹介します。

国鉄時代の旧型国電の旅

17m級旧型国電(省電)クモハ11+クハ16の音源(南武線尻手~浜川崎)に国鉄時代の旧型国電の写真を加えてみました。

無骨な車体に唸るモーター音、昔懐かしい吊り駆けモーターサウンドの旅をお楽しみ下さい。

国鉄時代に下駄電と呼ばれ、戦前・戦後の激動の時代を走り、庶民に親しまれたきた旧型国電(省電)の勇姿です。

古い音源、写真なので多少お見苦しい点がありますがご了承下さい。

鶴見線ではクモハ12(クモハ12052,クモハ12053)が民営化後も残りましたが、大川支線に入る武蔵白石駅の急曲線とホームが17m級のクモハ12でないと対応できないためのものでした。

クモハ12053@武蔵白石
クモハ12053@武蔵白石 posted by (C)jun Canon EOS-1nHS EF80-200mmf/2.8L RDP2

 

クモハ12053非貫通側
クモハ12053非貫通側 posted by (C)jun Canon EOS-1nHS EF80-200mmf/2.8L RDP2

写真は鶴見線大川支線のクモハ12053です。

こちらを録音しなかったのは1駅区間しかない、単行でジョイント音が面白くないからかも知れません。

相棒のクモハ12052も撮影・乗車していますが、原板が見つからないです。

KATOからクモハ12052が過去に製品化されていますが、こちらは定価の倍以上のものしか市場に残っていないようです。

KATOの旧型国電というと飯田線のものがいくつか編成単位で製品化されています。

モハ80系300番台は豊橋~辰野を乗り通しています。(昭和57年7月24日)

クハ86300
クハ86300 posted by (C)jun Canon AE-1 NewFD50mmf/1.4

その他の省線電車はその半年後(昭和58年4月2日)に伊那松島電車区を訪問・撮影しています。

クハ47009とクモハ53008
クハ47009とクモハ53008 posted by (C)jun Canon AE-1 NewFD100-200mm

往路は新宿から165系急行アルプス3号・こまがね3号で伊那松島へ直接現地入り、伊那松島電車区(静ママ)を見学し帰路に伊那松島から駒ケ根までクハ68+クモハ54+クモハ51+クハユニ56の編成に乗車しています。

車内はニス塗りで座席はセミクロス、ドア間にはスタンションポールと個性的な車両たちでした。

モハ80系の姿はすでになく新鋭119系(101系廃車派生品流用ですが)が登場したころでした。

そのあと119系で辰野へそこから新宿行きの115系夜行列車442Mで帰京しています。

183系L特急あずさ号に乗ればその日のうちに帰京できたのですが、貧乏撮影旅行なのも良い思い出です。

旧型国電は鶴見線クモハ12・小野田線クモハ42の単行や荷物電車等の一部を除き昭和58年(1983年)に旅客列車としてその使命を終えました。

同じ時期に引退した新性能電車の153系急行型電車(東海形)に比べれば長生きしたほうでしょう。

国鉄蒸機全廃から8年、現役蒸機に間に合わなかった私ですが、幼少の時から親しんだ旧型国電の終焉には間に合いました。

KATO クモハ11+クハ16は私の鉄道模型のマスコットとして愛用したいと思います。

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