【C57 180】SLばんえつ物語【磐越西線】2024年総集編 4K60p SL Banetsu Monogatari Express 2024 JNR Class C57
2024年(4月~12月)に撮影した蒸気機関車C57 180牽引SLばんえつ物語の動画総集編を公開したので紹介します。
本年は金メダルHMのファースト・ラン、4月29日以降25thHMを掲出し、初夏、盛夏、初秋、秋、初冬と磐越西線の四季を駆けました。最終週は雪が降る中を駆けるC57 180の姿を見ることが出来ました。
動画は全部入りですが、今回は12月7日の撮影分を紹介したいと思います。
SLばんえつ物語2024年総集編動画のサムネイルは雪の五十島を力走するC57 180です。
新雪のC57 180 SLばんえつ物語 posted by (C)jun Nikon Z8 Z24-120mmf/4S
12月6日午後10時半ころ船橋の自宅を出発し、矢板ICまで下道を進みます。
そしていつもの黒磯PAで大休止、この先の積雪情報を探りました。
磐越道が磐梯熱海以西が冬タイヤ規制がかかっていましたが、いつもの白河ICで降りて雪の峠道や甲子トンネルへ向かうのは危険なので、高速でそのまま現地へ向かいました。
猪苗代付近は路面にシャーベット状の雪が道路に積もっている状態でした。
磐梯山SAで給油して、現地へ進みます。
雪で寒いし、撮影地の近くに車を止められる五十島を目指してみました。
濡れた斜面を降りる必要がある松ヶ平トンネル出口は避けてしまいました。(五十島が満員なら行くつもりだった。)
現地には午前5時過ぎに到着しましたが、すでに2台の車が停まっていて最前列は置き三脚を含めて埋まりかけていました。
とりあえず、電柱脇とその下の2カ所を確保します。
先客は遠方から来た人たちで、ここの撮影地には詳しくない感じでした。
そのうち、後方の脚立で車の場所取りをしているお爺さんが戻ってきて、撮影場所が決まりました。
よくわからないのが3mくらいの場所取りで、後から来る人をヤキモキさせましたが、知人の分を確保していて、かつ、携帯が機内モードで連絡が取れす、お連れさんも来ないということがわかり、撮影場所の再構築が進みました。
(この辺はDJ誌やRM誌の投稿の常連さん達でした。)
水っぽい雪でしたが、列車が来る前には地面が白くなりました。
雪がやまないので、動画・静止画共に置きピンとしました。
現地は雪とSL目当てで遠方から来る人が多く、ここの撮影地には不慣れな人ばかりでした。
反対側のアウトカーブ側は1週間前から置き三脚があったそうです。
たいして遅れることもなく、SLばんえつ物語号は通過していきました。
2発目の撮影地ですが、県境や川吉周辺は道が狭く、雪道は不安だったので高速を利用して一気に西会津ICへ進み、久しぶりの群岡踏切へ行ってみました。
最上段のゲートボール場のところに撮影者が集まっていた(普段はその一つ下の段から撮る)ので線路寄りの内側を確保しました。
C57 180 吹雪く群岡を行く posted by (C)jun Nikon Zf Z24-200mm
Z8にZ100-400mmで撮影に臨みましたが、線路に置きピンしたつもりが雪ピンとなってしまい、Zfの動画から切り出してみました。
群岡から先へは、県境付近で撮影した人より遅くなるポジションなので、西会津ICから一気に会津若松ICへ進みました。
雪はやみましたが、磐梯山も飯豊連峰も雲の中だったので第2学校踏切へは進まず、会津若松IC近くの撮影場所を確保しました。
初冬のC57 180 SLばんえつ物語 posted by (C)jun Nikon Z8 Z24-120mmf/4S
手前のススキが高いのでハスキー4段伸長で脚立に乗って撮影しました。
返しはいつもの姥堂からスタートしました。
C57 180冬の裏磐梯を横目に駆ける posted by (C)jun Nikon Zf Z24-200mm
返しは動画のみ撮影で、こちらは動画切り出し画像です。
雪化粧した背景を背に駆けるC57 180がイメージ通り撮れたと思います。
後で気付いたのですが、ここは架線が外されていました。
続いて、野沢駅へ進みました。
初冬のC57 180 雪山を背に夕暮れの野沢発車 posted by (C)jun Nikon Zf Z28-400mm
野沢到着前に現地入りしましたが、野沢にしては珍しく満員御礼状態だったので、脚立とハスキー4段を活用して後ろから抜けせてもらいました。
C57 180夕闇の野沢発車 posted by (C)jun Nikon Zf Z28-400mm
下りは10分間の停車時間がある野沢ですが、直前乱入というか、とぼけた追っかけ爺さんが黙って(無言で)後ろから回り込み、最前列の三脚の前にしゃがみました。
発車時刻は過ぎており、こちらは動画を回し始めているので気が気ではなかったです。
お爺さんは「入るよ!」と言われ、まあそれでも優しい人の前に入っていきました。
直前乱入は本当に迷惑です。
最後は磐越道を使って三川駅を目指しました。
高速移動なので40分前に到着、そこそこのポジションを確保できました。
午後6時頃となると周囲は真っ暗です。
しばらくすると神戸ナンバーの軽(某SLナンバー)が線路にハイビームを照らしました。
三川中学校隣の駐在さんと思われる警察官が「神戸ナンバーの人!ライトを消して下さい。」と連呼していましたが、とぼけて出て来ません。
「右側駐車だし、切符切られるぞ!」と言ったところ、爺さんが出てきて渋々ライトを消しました。
交差点内、交差点から5m以内、右側駐車はすぐに切符を切られるので注意しましょう!
警察官もいなくなると爺さんは再びハイビームを点灯しました。
軽の本格的4WD車と言えばわかると思いますが、車を斜めに縁石に乗り上げて線路を照らし始めたのでした。
もう列車が迫っているので、迷惑爺さん(二人組)にかまう間もなく撮影準備です。
C57 180 夕闇の三川発車 posted by (C)jun Nikon Zf AF-S70-200mmf/2.8E FL
前回、レンズ側のVRを切らなくて不自然に画像が跳ねる対策で、VRを切りましたが、カメラ側の電子手ぶれ補正も切ってしまい、列車通過時のジョイントの振動をもろに食らってしまいました。
この辺は経験を重ねて試行錯誤するしかないようです。
私はC57のヘッドライトに照らされた線路でピント合わせして置きピン撮影をしました。
また、迷惑爺さんに車のライト(ハイビーム)を当てられたのでHMが反射したり、煙に光が当たって不自然な画像となりました。
列車にハイビームを当てるのは、機関士(運転士)に対する目くらましであり、危険行為です。
そもそもJRに金を落とさない迷惑撮影者、老い先短いし自分さえ良ければいいのでしょうかね?
関西鉄の爺さん達は…
2020年の門デフの時も、山口線のC57 1が故障で運休のためか、関西鉄が大量に押しかけてきて大暴れしましたが、俺様ルールはやめてもらいたいものです。
正式な取材や映画やドラマの撮影とは違います。
おかげで第1舞台田踏切周辺は駐車禁止のパイロンだらけとなり、道路上(路肩含む)に三脚を立てることさえ禁止されました。
今回は雪とSL目当ての迷惑爺さんにやられっぱなしの1日でした。
最後に動画です。
【C57 180】SLばんえつ物語【磐越西線】2024年総集編 4K60p SL Banetsu Monogatari Express 2024 JNR Class C57
2024年(4月~12月)に撮影した蒸気機関車C57 180牽引SLばんえつ物語の動画総集編です。
金メダルHMのファースト・ラン、4月29日以降25thHMを掲出し、初夏、盛夏、初秋、秋、初冬と磐越西線の四季を駆けるSLばんえつ物語の走りをお楽しみください。
最終週は雪が降る中を駆けるC57 180の姿を見ることが出来ました。
この動画はNikon Zf、Nikon Z8、Nikon Z6IIを使用したミラーレスカメラ動画で4K60p撮影しています。
列車の進行順に編集しているので下記タイムスタンプをクリックすると各映像へ飛べるのでSLばんえつ物語の撮影地ガイド的な活用方法もできます。
空想旅行、作業用BGMとしてもご活用ください。
私が撮影した12月7日はC57 180が運行しましたが、翌日の12月8日はC57 180の故障でDE10 1700が代走しました。
私は12月7日のみ撮影ですが、はからずも、C57 180の年内最終運行を撮影した形となりました。
帰り道は宇都宮ICまで高速道路を使い、途中の道の駅で仮眠後、下道で帰宅しました。
さて、年内に残るSL運行は東武鉄道のSL大樹、真岡鐵道のSLもおか、大井川鐵道を残すのみとなりました。
遠方への撮影は年内終了になりそうです。
また来る12月13日から銀河鉄道999 4Kリマスター版が上映されますが、今度こそ映画館で観てみたいと思います。