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2022年8月

2022年8月27日 (土)

【D51 498】臨時快速SLぐんまみなかみ号【12系客車】

令和4年8月21日に蒸気機関車D51 498が牽引する臨時快速SLぐんまみなかみ号の撮影をしてきたので紹介します。

サムネイルは水上駅を発車しするD51 498です。

D51 498牽引SLぐんまみなかみ@水上発車
D51 498牽引SLぐんまみなかみ@水上発車 posted by (C)jun Nikon Z6II 70-300mmE

今年は8月になってから上越線でD51 498の運用が始まりましたが、勤務の都合や台風接近などの諸事情が重なり、撮影に行けたのは8月最終運転の21日でした。

まずはいつもの八木原を目指しました。

いつも早めの到着をしているので、農家の方から「10時半まで待つの?」と言われ、また散歩をしている方からは「線路西側の田んぼに家が建てられる。」旨の話を聞きました。

だんだん撮影できる場所がなくなっていきますね。

8月下旬となると下草もだいぶ伸びており、上下方向共にキャパは狭くなっていたので下り方向のみの撮影としました。

D51 498牽引SLぐんまみなかみ@八木原
D51 498牽引SLぐんまみなかみ@八木原 posted by (C)jun Nikon Z6II 70-200mmf/2.8E

D51 498は夏らしい煙を出して軽やかに通過しました。

続いて、宮田(渋川~敷島)の榛名山バックへ行きました。

D51 498牽引SLぐんまみなかみ@宮田
D51 498牽引SLぐんまみなかみ@宮田 posted by (C)jun Nikon Z6II Z24-120mmf/4S

ここはいろいろな切り取り方が出来てキャパもそれなりにあります。

(私はサイドから榛名山を背景に入れるのが好きです。)

静止画は榛名山と夏雲を入れて撮影、動画はここから水上方向へ向けパンニングしました。

この後は関越道経由で水上へ向かいましたが、時間に余裕があったので諏訪峡へ行ってみました。

宮田で撮影後は水上駅進入を撮ることが多いですが、今回は諏訪峡に通過15分前到着です。

D51 498牽引SLぐんまみなかみ@諏訪峡
D51 498牽引SLぐんまみなかみ@諏訪峡 posted by (C)jun Nikon Z6II Z24-120mmf/4S

こちらのSカーブは後ろから望遠で撮るとSカーブを強調出来て人気ですがワイヤーが顔や車体に掛かります。

前の方から広角気味に撮ると車体にワイヤーがかかりにくくなります。

この写真だとヘッドライトはセーフで煙突にわずかに掛かるくらいになっています。

私はこのアングルが好みです。

この後は水上駅へ向かいました。

上りの撮影場所を確保して、水上駅転車台広場へ向かいました。

SL運転日の転車台広場は有料となりJRE MALLのエキトマチケットかSLの指定券が必要となります。

このため、上越線の撮影では上りのSL指定券を購入し転車台広場に入っています。

珍しく、転車台回転に間に合いましたが、人垣の後ろからNikon Z6+Z24-120の手持ち撮影は重くてはちょっと厳しかったです。

釜替えや駆動部の注油を撮影して、いつものさくらい食堂さんで昼食としました。

転車台広場では高所作業車によるSL撮影も行われており、当日券もあると言われましたが、代金5000円とのことでしたので今後の課題としたいと思います。

D51 498牽引SLぐんまみなかみ@水上発車後追い
D51 498牽引SLぐんまみなかみ@水上発車後追い posted by (C)jun Nikon Z6II 70-300mmE

D51 498牽引SLぐんまみなかみ@水上発車後追い2
D51 498牽引SLぐんまみなかみ@水上発車後追い2 posted by (C)jun Nikon Z6II 70-300mmE

山々に響き渡る汽笛吹鳴から発車のドレイン、そしてトンネルに入るまでの姿が好きでいつもここで撮影しています。

今回はなぜかトンネル進入前の汽笛吹鳴はなかったです。

さて、渋川駅へ向かいSL列車の到着を待ちます。

カメラは軽いNikon Zfc+Z DX18-140mmの組み合わせにしました。

乗り鉄の手持ち撮影はこれくらいがちょうどよいです。

渋川駅進入から車窓、新前橋発車の撮影をしました。

GWのC61 20撮影は三脚を持ち込みましたが、新前橋の反対側ホームでは三脚使用禁止と言われ三脚を使えなかったので

今回はZfcの電子手振れ補正とレンズのVRを最大限活用して撮影しました。

ホームではD51 498の汽笛とドラフトが響き渡りいい感じでした。

最後に動画です。

【D51 498】臨時快速SLぐんまみなかみ号【12系客車】20220821

令和4年8月21日に撮影した蒸気機関車D51 498牽引臨時快速SLぐんまみなかみ号の動画です。

八木原ストレート、宮田の榛名山バック、諏訪峡等の走行シーンを撮影。

そして水上駅転車台広場での転車台回転、各種点検整備、水上駅発車と撮影した後、渋川から新前橋までSL列車に乗車して新前橋駅発車を撮影しました。

蒸気機関車D51 498の力強いドラフト音、郷愁の汽笛、上越線沿線のロケーションをお楽しみください。

この動画はNikon Z6を使用したミラーレス一眼動画ですが、乗車シーン・新前橋発車はNikon Zfcを使用して撮影しました。

最近Vlog機としてNikon Z30が発売されましたが、ZfcもVlog機としての素質があります。

Zfcの大きさ・重さが手持ち撮影にはちょうど良かったです。

イヤホン端子があれば動画の音声をモニターできて完璧なのですが…

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2022年8月20日 (土)

【C11 123】SL大樹ふたらの旅【祝!復活】

令和4年7月に動態保存機として復活したC11形蒸気機関車123号機、8月15日に同機が牽引するSL大樹ふたら71号、72号の乗車記録し、8月19日に沿線で撮影してきたので紹介します。

サムネイルは下今市駅の転車台上のC11 123です。

C11 123SL大樹ふたら下今市駅転車台
C11 123SL大樹ふたら下今市駅転車台 posted by (C)jun Nikon Z6 Z24-200mm

東武鉄道C11 123は1947年江若鉄道自社発注のC11 1「ひえい」で国鉄が1946年にC11 381の発注を最後に製造を打ち切っており、国鉄のC11 1とは別物、また実在した国鉄C11 123とも別物です。

江若鉄道から雄別炭礦鉄道、釧路開発埠頭を経て現役引退、個人による静態保存、日本鉄道保存協会から譲渡を受けて東武鉄道所属となりました。

国鉄C11形の4次型に近いですが、角形ドームではないです。

外観は4次型相当ですので、先輪はプレート型でスポークではないです。

また単式の空気圧縮機(コンプレッサー)の排気管が煙突の前にあります。

国鉄のC11だと煙突の横か後ろにあるものが多いですが、煙突の前にある変形機も存在したようです。

また、今回新製したヘッドライトはLED球になっているとのことですが、さほど違和感は感じませんでした。

SL大樹ふたらは下今市駅1153分発で時間に余裕があったので東武日光線沿線をロケハン、下今市駅で当日券が購入できたので乗車してみることにしました。

昨年末に展望車オハテ12-2に乗車しましたが、今回も同車に乗ることにしました。

下降式の上段窓しか開かないので窓を開けての撮影は手が攣りそうになりました。

(動画をご覧ください)

C11 123SL大樹ふたら71号
C11 123SL大樹ふたら71号 posted by (C)jun Nikon Z6 Z24-200mm

上今市を過ぎると線路南側は杉並木公園、北側は水田が広がります。

東武日光線沿線の数少ない撮影ポイントになります。

写真を見ても結構な勾配であることがわかります。

ここを過ぎると線路北側は大谷川公園となり線路両側は林になります。

日光の市街地に入りSカーブを経て東武日光に到着します。

SL大樹ふたら72号東武日光発車
SL大樹ふたら72号東武日光発車 posted by (C)jun NikonZ6II Z24-120mm

SL大樹ふたら72号は東武日光から下今市まではDE10が先頭になります。

ここでは男体山と組み合わせて撮影できますが、男体山は雲の中でした。

SL大樹ふたらのHMは男体山をイメージしていますが、実際の組み合わせはDLなります。

列車は下今市に戻ると、再びSLが先頭に立ちます。

下今市では昔懐かしい発車のベルを聞くことができました。

(動画をご覧ください。)

SL大樹5号のダイヤとほぼ一緒になりますが、大桑の交換待ちが無くそのまま通過しました。

追っかけ撮影する人はダイヤが変わっているので気を付けましょう。

C11 123SL大樹ふたら72号Zfcバージョン
C11 123SL大樹ふたら72号Zfcバージョン posted by (C)jun Nikon Zfc Z DX50-250mm

C11 123SL大樹ふたら72号NikonZ6IIバージョン
C11 123SL大樹ふたら72号NikonZ6IIバージョン posted by (C)jun Nikon Zfc Z24-120mm

おなじみの小佐越カーブですが、C11 123での撮影は初めてです。

赤いHMが緑の中に映えます。

8月なので煙スカスカは仕方がないですね。

基本的は場所は押さえたので、いろいろな場所に挑戦していきたいです。

さて、列車は鬼怒川温泉へ到着し、直ちに機関車は切り離されます。

いったん改札を出て帰りの指定券を購入します。

廃車が始まった100系スペーシアに乗りたかったので1400発スペーシア鬼怒川の指定券を取りました。

C11 123は駅前の転車台方向へ転線していきました。

駅前の転車台はほぼイベント会場なので撮影は割愛しました。

やって来たのは日光詣スペーシア106編成でした。

GTO-VVVFの制御音も希少となってきましたが、半導体なので寿命があります。

他社と違い、機器更新なく30年も使われていたことになります。

乗り心地もよく車内は快適でした。

(動画をご覧ください。)

下今市到着後は倉ケ崎SL花畑へ戻り、C11 123の特徴を記録すべく正面から撮影しました。

SL大樹6号
SL大樹6号 posted by (C)jun Nikon Zfc 80-400mmG

前から見てLEDヘッドライト、煙突前の排気管は違和感ないですね。

煙突前の排気管はサイドから撮った方がわかりやすいかもしれません。

下記は8月19日撮影分です。

C11 123SL大樹6号
C11 123SL大樹6号 posted by (C)jun NikonZ6II Z24-120mm

こちらは天気がイマイチなのでリベンジかな?

倉ケ崎で撮影後は下今市へ戻りました。

下今市機関区
下今市機関区 posted by (C)jun Nikon Z6 Z24-120mm

運行終了後の下今市機関区、ガラス越しの撮影です。

いい雰囲気ですが、ガラスが汚れているのと光の漏れが気になりますね。

こちらはラバーフードを購入して対応することにしました。

最後に動画です。

【C11 123】SL大樹ふたらの旅【祝!復活】

令和4年7月に動態保存機として復活したC11形蒸気機関車123号機が牽引するSL大樹ふたら71号、72号の乗車記録動画です。

残暑の東武日光線・東武鬼怒川線を汽笛とドラフト音を響かせて力強く走り抜けました。

流れる車窓の他、沿線での走行シーンをお楽しみください。

鬼怒川温泉から下今市までの帰路は日光詣スペーシアに乗車したので今は希少となったGTO-VVVF制御のサウンドも併せてお楽しみください。

空想旅行、作業用BGMとしてもご活用ください。

この動画はNikon Z6を使用したミラーレス一眼動画です。

さて、2月に撮影して以来の東武鉄道SL大樹撮影でしたが、夏は煙が出ないのでSL撮影としてはシーズンオフ。

ちょうどJR東日本の秋臨が発表されましたが、次はD51 498と撮りたいです。

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2022年8月11日 (木)

【C57 180】SLばんえつ物語2022夏【磐越西線】SL BANNETSU MONOGATARI 2022 Summer

令和4年5月から7月(初夏から盛夏)まで撮影した蒸気機関車C57 180が牽引するSLばんえつ物語の動画を公開したので紹介します。

まず初めに8月3日の豪雨で被災された方に心からお見舞い申し上げます。

磐越西線は喜多方~山都にある濁川橋梁の橋脚が流され、復旧には時間を要するものと思われます。

(現時点で喜多方~野沢間はバス代行となっています。)

今回は未撮影であった芹沼周辺を中心に撮影しました。

動画サムネイルは芹沼トンネル飛び出しです。

C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼トンネル飛び出し
C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼トンネル飛び出し posted by (C)jun Nikon Z6II 70-300mmE

続いて時系列に紹介します。

本尊岩とC57 180
本尊岩とC57 180 posted by (C)jun Nikon Z6II AF-S80-400mmVR

本尊岩は三川~津川のランドマーク的存在で今回は本尊岩(写真左上)とC57 180を組み合わせて撮影しました。

鳥居上のSカーブは夏草に覆われていたので、三脚座のあるAF-S80-400mmVRを使用して縦位置で撮ってみました。

横でも撮れないことはないですが、手前は木の影が落ちるのでこのようにしました。

動画も撮影しましたが、ここはかなり徐行してきますのでテンポよく動画を繋ぎたかったので今回の動画には入れていません。

続いて本命の芹沼へ向かいました。

C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼ストレート
C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼ストレート posted by (C)jun Nikon Z6II AF-S80-400mVR

芹沼のストレートを駆けるC57 180です。

ここは国道並走区間故に環境音(車の音)が気になり撮影していなかった場所です。

大巻橋梁や徳沢橋梁で撮影後移動中にR49を走ってると上野尻オーバークロスから野沢オーバークロスまで並走することが多いですが、並走するのは楽しいですね。

動画はAF-S200-500mmEを使い正面から撮影してみました。

左側に踏切検障のポールがあるのでそれを避けつつ、その先のカーブや沿線に植えられた花を組み合わせて撮影しても良いでしょう。

また左側に民家があり、線路上に電線があるので縦位置撮影には向かない場所です。

ここから電化区間へ移動してもよかったのですが、芹沼トンネル飛び出しを撮影したかったので、同トンネルへ向かい撮影場所を確保しました。

そして34度の炎天下、日陰を活用して約4時間待機することにしました。

この場所の撮影は初めてだったので、足場が安定している後方の場所を選びましたが、後から来たおじさんは左のクヌギの木を嫌い手前で撮影していました。

C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼トンネル抜き
C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼トンネル抜き posted by (C)jun Nikon Z6II 70-300mmE

SLばんえつ物語のポスターでも使われたトンネル抜きです。

ポータルは正面の方がいいですね。

次の宿題とします。

C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼トンネル中
C57 180牽引SLばんえつ物語@芹沼トンネル中 posted by (C)jun Nikon Z6II 70-300mmE

黄色いヘッドマークもこれが最後かな?

C57 180の足回りと排気(フレームアウト)
C57 180の足回りと排気(フレームアウト) posted by (C)jun Nikon Z6II 70-300mmE

やっぱり左の枝が気になりますね。

C57 180は9月の運行を終えると全般検査に入る予定でしたので、濁川橋梁橋脚流出の影響で今期の運行再開は絶望的ですので来秋以降の課題となりそうです。

最後に動画です。

【C57 180】SLばんえつ物語2022夏【磐越西線】SL BANNETSU MONOGATARI 2022 Summer

令和4年5月から7月(初夏から盛夏)まで撮影した蒸気機関車C57 180が牽引するSLばんえつ物語の動画です。

夏の磐越西線をシゴナナが力強く駆け抜けました。

今回は新規の撮影地として上野尻~野沢(芹沼ストレート、芹沼トンネル)が登場します。

蒸気機関車C57 180のドラフト音、郷愁の汽笛、森と水とロマンの鉄道磐越西線の情景をお楽しみください。

今夏の水害は新潟や東北の鉄路に壊滅的は被害をもたらしました。

過去の事例だと津川折り返しの臨時快速として走ったこともありました。

しかし、線路や車両の被災でしばらくはその対応に追われることでしょう。

磐越西線に復興の狼煙(C57 180の煙)が上がる日を待ちたいと思います。

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