« 新京成80000形と桜並木 | トップページ | 蒸気機関車2020冬~春 Steam Locomotive 2020 Winter to Spring »

2020年4月 4日 (土)

【C11 227】大井川鐵道SLかわね路号【さくらHM】

春の陽気に桜が咲き乱れる大井川鐵道沿線、春季限定さくらHMを掲出した蒸気機関車C11 227が旧型客車を牽引するSLかわね路号を撮影したので紹介します。

C11 227は検査を終了し、3月下旬から大井川鐵道を再び走り出しました。

C11 190が検査中でしばらくC10 8が孤軍奮闘していましたが、大井川鐵道といえば我が国の動態保存蒸機第1号のC11 227ですね。

近年はきかんしゃトーマスになっていることが多かったのですが、さくら号HMを掲出していることもあり早速撮影に出かけました。

例年だとかわね桜まつりの期間に臨時SL急行さくら号が走りますが新型コロナウイルスの影響で運休となっています。

家山の桜のトンネルはすでに葉桜になっているとの情報がありましたが、線路沿いの桜並木はちょうど見ごろでした。

桜の季節は場所取りも大変なので新金谷の入れ替え作業撮影はパスして家山へ向かいました。

平日ということもありC11 227は旧型客車3両を補機なしの単独で牽いてやって来ました。

家山川橋梁を渡るC11 227さくらHM付
家山川橋梁を渡るC11 227さくらHM付 posted by (C)jun Nikon Z6 24-120mmf/4G

最初は背景の山をいっぱいに入れてアップの構図

家山川橋梁を渡るC11 227さくらHM付
家山川橋梁を渡るC11 227さくらHM付 posted by (C)jun Nikon Z6 24-120mmf/4G

そして手前へ引いて広角で空を入れて撮影しました。

この時、Nikon Z6をRAW+JPEGに設定(RAWのみに戻すのを忘れていた)していて連写の途中で息づぎしてしまいました。

家山川での撮影後、千頭に向かいました。

昨年、SLかわね路号に乗車した時に千頭駅裏に道の駅があるのを知ったので、そこに駐車して千頭駅で入場券を購入し構内の入換えや転車台の方向変換を撮影するためです。

桜とSLというと普段の蒸機ファンに加えてお花好きの写真愛好家やスマホ撮影の一般の方も加わりかなり混雑しますが、千頭に向かう県道はのろのろ運転の状態でした。

下泉駅付近でSLを追い抜きますが、そのあとロケハンを兼ねて田野口駅手前の中徳橋から見下ろす撮影場所に寄ってみました。

三脚を設定中にSLは通過、やむなく先へ向かいます。

青部で再びSLを追い抜き大井川第二橋梁付近でSLを見送ります。

田野口に寄らなかったらここでの撮影は間に合ったかもしれません。

千頭では入場券を購入、入換作業をNikon Z6で動画撮影しました。

Z6の動画撮影におけるAFは実にスムーズなのですが、マウントアダプターFTZで付けているFマウントのズームレンズのリングが固くカクカクするのでほぼ焦点距離固定動画となりました。

滑らかにズーミングできるZ 24-200mmの発売が待たれます。

次に千頭駅で発車シーンを撮ることも考えましたが、千頭駅隣の県道に駐車しているライダー達のバイクのエンジン音や話し声がうるさかったので沿線に進むことにしました。

下泉の鉄橋と桜も気になりましたが、河原に降りるかダンプが行きかう歩道のない道路から撮影することになり危険なので一昨年X'mas仕様のトーマスとジェームスを撮影した大井川第一橋梁(抜里側)で撮影することにしました。

大井川第一橋梁を渡るC11 227さくらHM付
大井川第一橋梁を渡るC11 227さくらHM付 posted by (C)jun Nikon Z6 70-300mmf/4.5-5.6E VR

大井川第一橋梁を渡るC11 227さくらHM付
大井川第一橋梁を渡るC11 227さくらHM付 posted by (C)jun Nikon Z6 70-300mmf/4.5-5.6E VR

動画はNikon D500で三極固定(若干のパンニング有り)、写真はNikon Z6で手持ち撮影しました。

この後は新金谷駅へ向かい入換作業を動画撮影しました。

最後に動画です。

【C11 227】大井川鐵道SLかわね路号【さくらHM】

春季限定さくらHMを掲出した蒸気機関車C11 227牽引大井川鐵道SLかわね路号の動画です。

春の陽気に沿線の桜が見ごろを迎え、検査を終え美しい姿になったC11 227がドラフト音と汽笛を響かせ力強く走り抜けました。

撮影日はC11 227が補助機関車なしで旧型客車3両を単独牽引しました。

この動画は新金谷駅・家山川橋梁・千頭駅・大井川第一橋梁などで撮影しました。

千頭駅では手押し式転車台で方向変換する様子も収録しています。

一眼レフNikon D500及びミラーレス一眼Nikon Z6で動画撮影しました。

C11 227は私が最初に乗った本線を走る蒸気機関車です。(明治村の陸蒸機は高校の修学旅行でその前に乗っています。)

近年はきかんしゃトーマスになっていることが多く、久しぶりにノーマルの姿を見ることが出来ました。

C11 227元々のボイラーは汽笛も含めてC11 312と交換されており、KADODE OOIGAWAでC11 312の復元後の姿を見ることが出来るようになると思います。

また、大井川鐵道のオハ35(緩急車オハフ33含む)は初期のリベット・丸妻から戦後型の半切妻型(キノコ屋根)までバリエーションが豊富でウインドウヘッダーなし(ノーヘッダー)試作車のオハ35 149など国鉄で最大勢力を誇ったオハ35一般形客車の様々な形態を見ることが出来ます。

私は現役時代から旧型客車が好きで、特にニス塗り内装の車両を好んで乗っておりよくオハ35やオハフ33のお世話になりました。

大井川鐵道の撮影に来ても誘惑に負けて旧型客車に揺られることが多いです。

SL急行かわね路1,2号は茶色の旧型客車主体で運転されることが多いようです。(オレンジ色の旧客何とかならないかな?)

また家山川橋梁の桜もやっと満開の状態で撮影することができました。

今回の撮影で大井川第二橋梁などロケハン出来たので次に行く機会があればもっと千頭寄りで撮影したいと思います。

|

« 新京成80000形と桜並木 | トップページ | 蒸気機関車2020冬~春 Steam Locomotive 2020 Winter to Spring »

蒸気機関車」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

ローカル線」カテゴリの記事

大井川鐵道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 新京成80000形と桜並木 | トップページ | 蒸気機関車2020冬~春 Steam Locomotive 2020 Winter to Spring »