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2015年12月15日 (火)

【D51】SLレトロみなかみ撮影の旅【旧型客車】往路編

12月12日、SLレトロみなかみ号が年内最終運転であったので、鉄道利用で撮影に出かけてきました。

目的地は岩本撮影地(通称岩本ストレート)です。

撮り尽くした感があった上越線のD51ですが、岩本ストレートは駐車スペースの関係から今まで行ったことがなかったのでした。

0427発総武線始発で秋葉原へ、0505発京浜東北線(山手線同時発車)で上野へ、0513発高崎線始発と乗り継ぎます。

高崎線はE231系、通称墜落インバーターの音を聞きながら高崎へ向かいます。

大宮からは朝帰りのお姉さんと同席でした。

朝が早かったので仮眠しながら目的地へ向かいます。

電車移動の利点ですね。

倉賀野から高崎への車窓がいつも楽しみでEH200牽引の石油貨物から始まり、JR貨物高崎操車場、同高崎機関区と眺めます。

高崎機関区には田端のEF510-500(512、513、515)が☆カマのまま転属(譲渡)準備か仲良く留まっていました。

そして高崎車両センターの旧型客車を眺めて0655高崎に到着です。

旧型客車スハフ42
旧型客車スハフ42 posted by (C)jun Njkon1 V2 10-100mm

SLレトロみなかみの編成からはずされたスハフ42、幌の鎖が懐かしいです。

現在は旧型客車スハフ32などは幌に柵を付けて脱落防止していますが、国鉄時代は鎖2本の簡易展望車でした。

そして車両基地の片隅にはこのような車両達がゴロゴロしていました。

昭和は遠くなりにけりですね…

接続する水上行きは115系4連でした。

発車まで15分ありましたが、席を確保したので買い出しは控えて撮影のみにしておきます。

山登りをする乗客が多いのも上越線らしいです。

115系
115系 posted by (C)jun Nikon1 V2 10-100mm

進行方向右側に席を取り、MT54のモーター音を堪能しながら、ロケハンを兼ねて車窓を眺めます。

上越線沿線有名撮影地で撮っていないのはサントリーカーブと岩本ストレートくらいですが、置き三脚などをチェックしてみました。

列車から見る赤城山
列車から見る赤城山 posted by (C)jun Nikon1 V2 10-100mm

ここはSLの煙が望めない場所ですが、赤城山がきれいに見えていました。

サントリーカーブにもまだ人はいませんでした。

あそこは車を停められる場所がよくわからないのと、一度ロケハンしましたが、アウトカーブ側は以外とキャパがない(定員が少ない)ので撮ったことがありません。

せっかくならSLは動輪を入れたいのでイン側で撮るかも知れませんが…

電車は八木原を発車し、セメント工場脇のアウトカーブにも三脚の姿はありませんでした。

C61などはいいのですが、D51は爆煙で後ろの客車に巻き込んで単機回送のような写真を何度も撮りました。

なので今回はパスです。

下りを2発撮る人の1回目はこの2箇所か、関越道手前の通称ヤギシブが多いですが、関越道脇の測道が工事中で、普通のD51だとギャラリーが少ないのかも知れませんね?

渋川を過ぎ、列車は利根川に沿って進みます。

上越線で数少ない下りSLの正面に陽が当たる津久田のS字カーブも道路脇にロープが張られていました。

SLを含めてきっちり7両が収まるS字カーブでしたが、あそこはうまく撮らないと、左上にケーブルが写り込むので好みが分かれるところです。

過去の撮影地になった感があります。

さて、目的地の岩本ストレートにも撮りたい場所に置き三脚がありました。

電車移動だと、自由に撮影地が変更できないのが難点です。

そして岩本で下車しました。

岩本を発車する115系
岩本を発車する115系 posted by (C)jun  Nikon1 V2 10-100mm

動画撮影中に、撮影したのでちょっとピン甘になってしまいましたが、115系は水上に向けて走り去りました。

水分補給もしたかったのですが、まずは撮影地へ向けて歩き始めました。

駅前の町営駐車場から線路沿いに進み、2つ目の踏切が撮影地です。

線路際のロープぎりぎりの位置に置き三脚があり、持ち主は見当たりませんでした。

岩本ストレート
岩本ストレート posted by (C)jun Nikon1 V2 10-100mm

このように左側に箱があるのであまり横に広がれない場所で定員2名とも言われています。

置き三脚の持ち主が、現地にいれば場所の交渉をするのですが、いないと戻ってきたときにトラブルになりかねない(たまに変な人がいます)ので、一つ前の踏切へ戻りました。

ちょうど同じ電車で来た人が三脚の準備をしており、とりあえず挨拶してその人より10mくらい前のロープ脇に三脚を構えました。

線間が離れているのでこのようなことが出来るのです。

ただし、踏切手前に箱があり、そこを客車に被らないようにするには、岩本寄りの踏切に近づいた方がいいです。

今回は客車が4両で編成が短いので何とかなりました。

動画を録る場合、踏切警報機の音も気になるので踏切脇は迷うところではあります。

今回は電車鉄なので動画用にNikon1 V2を軽量コンパクトな三脚Velbon UT-43Qに固定し、静止画はその上から手持ちのD7000に18-300mmで撮影と軽装備にしました。

Velbon UT-43Qは縮長272mm、重量1080g、全高155cm、とてもコンパクトでディパックに入れて持ち歩けて便利ですが、脚をひねるだけで伸縮できるウルトラロックという構造が意外と弱くて、購入後1ヶ月で壊してしまい(中の塩ビの部品が割れて足が抜けた)無償修理をしてもらった事があります。

今回も壊さないように慎重に扱いました。

最後に動画です。

津田沼から岩本までの乗り鉄移動の車窓等の動画と岩本撮影地の静止画の構成になっています。

【D51】SLレトロみなかみ撮影の旅【旧型客車】往路編 Nikon1 V2 10-100mm

サムネイルは岩本ストレートの望遠切り出し画像です。

本番は後日述べますが、手前に引いて撮影しています。

今回は始発電車で来て、運良く撮影場所を確保できましたが、早朝移動の車組にはかなわない事が多々あります。

撮影場所が被ったときに上から抜けるように、脚立等を使うことがありますが、電車移動だと、軽い踏み台椅子は以外と弱いし、脚立を持ち歩くのも変なので、踏み台になる銀箱を見直そうかなと思ったのでした。

続く

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